皆の者達者であるか?
大ふへん者前田慶次じゃ!
我が日記帳を開き大義である!我が想いを認めるぞ。
先ず申す。
長くなる…
結果から申す。先刻
名古屋おもてなし武将隊陣笠隊章右衛門の出立式が無事終え申した。
悪天候の中足を運んでくれた皆々ありがとさんじゃ。
想いを飛ばした皆々もありがとさんじゃ。
全ての皆に感謝を伝えたい。
陣笠隊章右衛門
二〇一五年四月四日に現世に蘇った足軽である。
我も同じ刻に蘇った。
武将と足軽
身分は違い、蘇ったその日から
章右衛門は我々武将陣を支える戦働きが始まった。
現世の戦に慣れぬ我々。
常に縁の下の力持ちとして我々(武将)を立て
泥にまみれ、必死に戦った。
章右衛門は絵に描いたような半農半士。
農民ながらも、武士を目指し剣術を磨く。
「兵農分離」と云う演目を観ても分かる。
父の刀を手に章右衛門は戦う。
信念がある!
然し、章右衛門は悩んでおった。
自分にはこれといった長所が無いと。
共に蘇った一之助は
お祭り男として其の名を馳せ
踊舞には大道芸
なつには料理
自分は何が出来るのか。
章右衛門に転機が訪れる。
台湾遠征!!
初めての異国遠征。
叔父貴と我と章右衛門は初めての異国の地で
言の葉も通じぬ。
難儀な戦であった。。
章右衛門は此処で光を見せた。
明国の言の葉を覚える!!!
そう申して、遠征中に確と学び最終日には前説に中国語を織り交ぜる質の高さ!
章右衛門は其処から日々異国の言葉を学び、名古屋城でも其の努力した姿を見る事が出来た。
皆々も幾度か見たであろう?
そう。章右衛門は努力家である。
我は先日の日記帳でも伝えたな。
人とは幾年も続けておる事柄はあるかと!
長く生きておると中々無いのだ。
章右衛門は剣術も言の葉を学ぶ事も
習慣にして日々努力を続けた。
話を戻すが、半農半士である章右衛門は
農民としての側面も見せるようになる。
拙者、現世で作物を育てる!
と。
我は作物の事に関しては、よう解らぬが
章右衛門は現世でも農民としての生きた証を
文面にすると短いが。
本に伝えたいのだ!
口にする事は簡単だ!
然れど、章右衛門は必ず行動に移す!!!
其の根底にある力は、章右衛門の人間性であろう。
章右衛門の人間性に多くの民が集うた。
笑みは多くの者が癒され
演武で見せる力強さは、男を感じさせ
陣笠として、常に周りを見てさり気ない仕事をよくする。
共に蘇った一人として誇らしく思う。
武家と農民の境は戦国の世では、大きな壁があった。
主とは一人っ子同士もあり、話が良く合うし好みが似ておるな。
傾奇者の素質があるのやもしれぬ!
様々な遊戯や妄想話は誠に楽しかったぞ。
電波戦や座談会では、話が盛り上がり過ぎる事が多々あったな。
そして、章右衛門との平日名古屋城出陣。
初めての名古屋城電波戦、なごやおもてなし隊
武芸鍛錬が懐かしい。
殺陣が二人とも好きでな
二人で良く立ち回りを考えたものだ。
学ぶ意欲が強く、目立ちたがり屋な章右衛門は
やはり我と似る点が多い。
出立式での主の言葉。忘れぬぞ。
あの日を思い出したわ。
「気持ちだけは、信長様達に負けるな!」
皆で鼓舞して演武に出陣した。
必死であった一年目。
絆夏の陣
武士と武士
絆秋の陣
大忘年会
武士博
絆 蒼天の運命
忘れぬぞ。
共に参った遠征地。
我の遠征には、良く章右衛門がおったのぅ。
異国も気付けば、章右衛門としか行っておらんな。
更に、他隊の研究も章右衛門は共に致したな。
よく鍛錬したものだ。
さらに名古屋城検定戦伝大使を共に務めた。
主との日々忘れぬぞ。
章右衛門の明るい未来に向かって我から送ろう。
陣笠隊章右衛門
二年間大義であった。
以上
名古屋おもてなし武将隊
天下御免ノ傾奇者
前田慶次郎利益
追記
追記追記
宴は盛大であった!膝を付き合わせて盃を交わす。
主の想いも背負い現世で戦うぞ!
出立した事を後悔させてやるわ!!!
何時迄も…共に