皆の者達者であるか?

大ふへん者前田慶次じゃ!



皆々ナタラ日の事ばかり考えて新年の事は考えておらんだろ?
斯様な者の為



此の前田慶次におまかせあれ〜!!!
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急遽始まる傾奇者指南部屋
前田慶次先生による歴史授業!!




皆々此の事を忘れてはおらんか?




新年の挨拶!!
それ即ち相手との本年一年の関係性を構築するもの也。


新年の挨拶には手土産必定に候。
他にも政での謁見、御歳暮、元服の祝い等々
相手方に合間見える際も含め贈り物は重要な事柄。





つまり、此度のお題は
相手方への土産を始めとした贈り物について!





そして、重要なのが。





何を送るか。



例えば
茶器を始めとした茶道具
太刀、打刀、槍、甲冑等々の武具
馬、鷹、猿といった動物
人質 此れは身内から
領地
名前
官位
等々。



此れで主の才(センス)が問われ
果ては国(所属)の才まで問われる。





金子があれば良い物を持っていきたいものじゃ。
更に、戦をした相手への謝罪や詫びであれば
より気を遣う必要がある。





武士たるもの!
謝罪の手土産を選ぶ才は磨きたくないもの。





手土産を持参し相手方の国に参る際は、互いの関係性や相手の状況を考慮すべし!







戦国の世で最も成功した例を挙げよう。





越後の龍こと、上杉謙信公が
甲斐の虎さんこと、武田信玄公に贈った事例!



相手方の状況を考え
何を贈ると相手が喜ぶか
瞬時に判断し
適切な量を迅速に贈り届けた!





上杉謙信公が贈った物は








嘗ての状況は武田方は塩の供給を打ち止めされ
甲斐国は海に面していない国。



非常事態である。軍は衰退。



猫の手も借りたい状況に
塩が届く!




武田信玄公は
本に必定な塩を贈った上杉謙信公に心より感謝し持つべきものは好敵手だと思ったに違いない!





大事な点は!
相手が何を求めているのか
適切な量か。
四などの不吉な個数は避ける
自軍の身を滅ぼす事にならないか




皆々、生きておれば
人に感謝する事も
頭を垂れる事もあろう
好きな者に想いを伝える時



是非とも儂が指南した通りに事を運んでみよ!


上手くいくはずじゃ!







ナタラ贈り物は決めたか?


以上
名古屋おもてなし武将隊
天下御免ノ傾奇者
前田慶次郎利益