皆の者今晩は御座る。

大ふへん者前田慶次じゃ!
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神無月二十五日。
当世では我が無苦庵(屋敷)を発掘調査をしておるとか。
隠しておいた物が出てくるのは恐ろしいのぅ。




して、話は変わり
来たる名古屋城検定に向けて綴る日記帳。
名古屋城検定戦伝記である。



此度は語句を伝えるわけではない。



主等が勝利を掴む為の必勝法を授けよう!






先ず
初級、中級共に選択問答である。





名古屋城の歴史について一語一句間違えず覚えるのが本懐であるが、戦の緊張感含め直前に歴史を忘れてしまう事もあると思う。



(上級は選択問答ではなく、己が答えを綴る難儀な戦である。)






其処で皆々には
押さえてもらいたい点を伝える!




先ず、年号じゃ!
何年に何が始まるか、完成するか。
柳之丸が築かれる時から考えると年号だけでも覚える事が沢山じゃ!


特に名古屋城の築城が始まってから
本丸御殿、二の丸御殿関連についての年号を確と確認致せ!


江戸中期頃の名古屋城改修や昭和に入ってからの出来事もまた必定!




続いては
本丸御殿について。
今も名古屋城の見所となっておる本丸御殿についての問答はほぼ出題されると言っても良いじゃろう。


本丸御殿については
障壁画、天井画の位置確認。
その中で何々の間の名称を覚えておく事!







しからば、金鯱についてもじゃ!
金鯱に関する数字的点を押さえ
初代と二代目の違い。
盗難事件についても覚えておく事!





徳川家の家系図は誰が何代目か。
養子か否か。
此れも重要である!



また、名古屋城に存在する
建築物についても出題されるはずじゃ!


隅櫓を始め門や堀、天守についても基本的な点を押さえ備えるのじゃ!






そして、見落としがちなのが。




名古屋城内に幾度となく配布される瓦版の中身。
此処からも出題される。


特に上級を受ける者達は名古屋城に関する歴史を網羅して挑むと心得るが、近年の情報は此の瓦版に記載されておる事が多い!


故に、名古屋城に登城し隅まで確認致せ!









此処で大使として皆の質問に答える刻を設ける。



良くある質問じゃ。



復元中の
名古屋城本丸御殿ですが、資料で見たものと少し違うのですが何故ですか?





うん。此れはよく聞かれる。
先ず、大事なのはいつ頃の本丸御殿を復元しておるか!此処じゃ!
寛永期の最も格式が高まったと言われた時の本丸御殿を復元しておる!
その後に本丸御殿は屋根を始めとし少し見た目を変えておる!
上洛殿等は此の寛永期に増築されたものである。




故に、様々な資料があり申すが
いつの時代か。


やはり、確認するべきである!




では、けふはこの辺りで。寝る前にもう一遍綴ろうかのぅー。
寝ておらなんだら綴るか。


以上
名古屋おもてなし武将隊
天下御免ノ傾奇者
前田慶次郎利益