前田又左衛門利家也。
名古屋城へ登城せし皆々、大儀である。
普段五名以上で披露致す演武〔パフォーマンス〕を、我が甥 慶次郎、陣笠隊 踊舞〔とうま〕、陣笠隊なつ、そして、儂。
此の四名で軍義を重ね、変則的である四名布陣で披露致した。
素直に申せば、愉しき刻〔とき〕であった。
主等が少しでも儂と同じ気持ちを味わって居れば幸い。
否、主等が愉しき刻を過ごしてこその演武じゃ。
未だ足らぬ事が多いのも事実。
然し乍〔しかしながら〕、名古屋おもてなし武将隊の新たな形に繋がる演武でもあった。
陣笠隊の太鼓と、前田家の槍が宙を舞う。
未だ未だ夢は尽きぬもの。
幾つに為れども挑戦致す其の心は忘れたく無いものじゃ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/97/77/j/o0800059913637084981.jpg?caw=800)
初めて我等を目に致した皆々、儂は主等の顔を覚えておる故、再び逢いに参れ。
もし、此の命を守り主等と再び逢えたの為らば儂は嬉しく思う。
声飛ばし、汗を飛ばして、主等に想いを発しておる。
受け取れ。熱き想いを。
小さき悩み事も吹き飛ぼうて。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/80/98/j/o0800060013637085160.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/00/d6/j/o0800060013637085471.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/ff/81/j/o0800060013637085686.jpg?caw=800)
さぁ、此よりは儂が四百年前より残した言葉を紹介致す。
題して、
又語録。
此度の又語録は此方。
戦場に出でては、我が思うようにして、人の言うことを聞き入れぬが良し。
主等の真っ直ぐな其の瞳を想いて。
刻〔とき〕に世の中が歪んで見える事がある。
真っ直ぐ生きてこそ、其の分多くの壁に当たる事がある。
然し乍〔しかしながら〕、己が正しいと思う事、此れが形に成るまでは決して諦めるで無いぞ。
普通と申す言葉は、他人事でしか無いのだから。
最後の最後は、真っ直ぐな其の瞳が何ものにも勝るのだから。
戦場に出でては、我が思うようにして、人の言うことを聞き入れぬが良し。
信じる事が怖いと思いし刻は、此の言葉を思い出せ。
儂の言葉が小さき勇気と成ろうて。
淋しさに震えずとも、歯を食い縛らずとも、握った拳から血が滲まずともよき世に致したい。
皆の衆、真っ直ぐ生きよ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/b7/75/j/o0800060013637085954.jpg?caw=800)
さぁ、明日も演武じゃ。
皆の登城、待っておるぞ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/5d/24/j/o0640048013637086071.jpg?caw=800)
名古屋おもてなし武将隊 織田家一番槍
前田又左衛門利家
名古屋城へ登城せし皆々、大儀である。
普段五名以上で披露致す演武〔パフォーマンス〕を、我が甥 慶次郎、陣笠隊 踊舞〔とうま〕、陣笠隊なつ、そして、儂。
此の四名で軍義を重ね、変則的である四名布陣で披露致した。
素直に申せば、愉しき刻〔とき〕であった。
主等が少しでも儂と同じ気持ちを味わって居れば幸い。
否、主等が愉しき刻を過ごしてこその演武じゃ。
未だ足らぬ事が多いのも事実。
然し乍〔しかしながら〕、名古屋おもてなし武将隊の新たな形に繋がる演武でもあった。
陣笠隊の太鼓と、前田家の槍が宙を舞う。
未だ未だ夢は尽きぬもの。
幾つに為れども挑戦致す其の心は忘れたく無いものじゃ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/97/77/j/o0800059913637084981.jpg?caw=800)
初めて我等を目に致した皆々、儂は主等の顔を覚えておる故、再び逢いに参れ。
もし、此の命を守り主等と再び逢えたの為らば儂は嬉しく思う。
声飛ばし、汗を飛ばして、主等に想いを発しておる。
受け取れ。熱き想いを。
小さき悩み事も吹き飛ぼうて。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/80/98/j/o0800060013637085160.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/00/d6/j/o0800060013637085471.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/ff/81/j/o0800060013637085686.jpg?caw=800)
さぁ、此よりは儂が四百年前より残した言葉を紹介致す。
題して、
又語録。
此度の又語録は此方。
戦場に出でては、我が思うようにして、人の言うことを聞き入れぬが良し。
主等の真っ直ぐな其の瞳を想いて。
刻〔とき〕に世の中が歪んで見える事がある。
真っ直ぐ生きてこそ、其の分多くの壁に当たる事がある。
然し乍〔しかしながら〕、己が正しいと思う事、此れが形に成るまでは決して諦めるで無いぞ。
普通と申す言葉は、他人事でしか無いのだから。
最後の最後は、真っ直ぐな其の瞳が何ものにも勝るのだから。
戦場に出でては、我が思うようにして、人の言うことを聞き入れぬが良し。
信じる事が怖いと思いし刻は、此の言葉を思い出せ。
儂の言葉が小さき勇気と成ろうて。
淋しさに震えずとも、歯を食い縛らずとも、握った拳から血が滲まずともよき世に致したい。
皆の衆、真っ直ぐ生きよ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/b7/75/j/o0800060013637085954.jpg?caw=800)
さぁ、明日も演武じゃ。
皆の登城、待っておるぞ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160504/22/busho-tai/5d/24/j/o0640048013637086071.jpg?caw=800)
名古屋おもてなし武将隊 織田家一番槍
前田又左衛門利家