皆の衆達者であるか?
大ふへん者前田慶次じゃ!
卯月十九日。皆々御勤め御苦労さんじゃ!
先刻の日記帳にて皆々の指南忝い。
成る程。現世者達は術を知り尽くしておると見える。
そんな主らに夢と希望と愛と願と笑顔と愛と……何かと明日を与える前田慶次は、至極残念であるが大名では無い。
して、本題は此処からである。
此の慶次が大名なればと夢路を語る。
まず、大名は人の上に立つ長である。
我も侍大将を務めた武士であるが大名は話が違う。国を治める何十万石以上とする。
皆も己が大名であったらと妄想致せ。
妄想は良い!
自由に考える事ができる!
妄想は好きだ!!
歌を考えるのも一種の妄想じゃ!
さぁ大名であれば政を行う!
つまり、政治である。
築城も一つ、街道整備も、城下形成も、民の声を聞くことが務めである。
我は民と共に宴を月に一度開く!
身分など関係無。
我が国に住む者全て者に参陣する権利がある。
そして、国民一番槍という恩賞を作る!
傾奇者も偶には
政を考えてみる。。
弱きを助ける。
此の慶次は、現世に我が生きる事、武士たる姿を見せる事、毎日日記帳を綴って少しでも此れを読む者が
慶次様の日記は笑っちゃう。
読む刻だけでも、笑顔になってもらいたい。
今我が出来る精一杯の事をして参る所存に候。
大名ならと妄想致せ!!
楽しい事を考えよ!
自然と笑えるはずじゃ!
以上
名古屋おもてなし武将隊
天下御免ノ傾奇者 前田慶次郎利益