前田又左衛門利家也。


冬の静けさに人想い。
秋の終わりを大切な者と迎えたい。

皆、家族と思いたれば巡り会う命の全てが愛おしきかな。


皆の衆、息災であるか。


何時の世も命を紡ぐが人の使命。
然し乍、紡ぎ方にも色々ある。


例えば、皆の為に飯を拵える陣笠隊 なつの様に。


例えば、わっしょいで皆を鼓舞致す陣笠隊 一之助の様に。


例えば、誰に理解されずとも先を見据えて命を燃やした御大将御館様の様に。



儂が、儂であるべき命の紡ぎ方。

うむ。

戦国問答か。



故に、明日の名古屋城。

未の刻〔午後一時より〕


又左の 何でも御座れ 戦国問答


を開戦致す。


わっしょい足軽を従え、皆の参陣待っておるぞ。



嗚呼、明日の宵は久方振りに御館様との電波戦出陣。
今より楽しみで為らぬ。



皆にも福分けじゃ。



皆の衆、親を思うは身を思う事と知れ。



名古屋おもてなし武将隊 一番槍
前田又左衛門利家