皆の衆、息災であるか。

前田又左衛門利家也。


親父様と申せば柴田勝家様であるが、親の様に接してくれた四百年前と変わらずの温情の御方であった。
何を隠そう此度は、アズパークにて親父様との対談を致したのじゃ。

司会者殿の支えも有り、我等織田家、現世での再開を無事果たす。

御伽衆の儂としては、我等の事に関して全く無知な者でも、分かりやすく聞けるようにと此の二日間は特に心掛けた。

まだまだ改善点は山積みであるが、経験とは有り難いもので此度の戦では新たな道を見つけた気が致す。

此からも精進して参れば、親父様と再開出来る日も近いであろう。


さぁ、昨日今日と御伽衆為る我が戦場に援軍駆け付けし皆々、大義であった。

明日は宵まつりも終りを迎える。
最後は我等も参陣致す故、共に参れ。



皆の衆、派手に参ろうぞ。

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名古屋おもてなし武将隊 一番槍
前田又左衛門利家