将軍かく語りき



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初代江戸幕府将軍にして
悔しき気持がこみ上げる
徳川次郎三郎家康である


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本日は本陣にて撮影後


円頓寺界隈にて新聞社の後


0時の呟き第二部の常勤司会者選考会に
参戦して参った


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結果は


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現地にて声援をとばしてくれたものよ


遠くから気持をとばしてくれたものよ


そして儂らを支えてくれておる遍(あまね)くものよ


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皆の者


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すまぬ


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四組の放送枠は
勝ち取ることが出来なんだ


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一年前初めてこちらのオーディション戦に
秀吉殿と二人で参加した折にこんなことを聞かされた


「このオーディションの目的の一つは、
新人パーソナリティー発掘し育て、行く末には帯番組を持たせる事。
その為に先ず選考会をし、0時のつぶやき第二部での活躍があれば
番組を担当してもらいます。」

この宣告に儂らは燃えた

圧倒的な未来にはこのような好機を逃さぬ
真摯な姿勢が大切であると

二人で燃えに燃え
第一回目の選考会に挑んだ

結果

涙がでるほど嬉しき勝利を
皆の応援の御蔭で手に入れた


それは「水曜日担当」として番組を半年受け持つこと


その後皆で続けた半年間を終え


また「司会オーディション」を迎えた


更なる強敵が数々登場いたしたが

またも皆の応援あって番組をもう半年間
勝ち得ることと相成った!

また半年間を続ける間に
我等の夢がひとつ叶った

それは

「夜九時から、二十五分間の帯番組を
名古屋おもてなし武将隊にお任せします。」

儂は本当に嬉しかった

あまり皆には言わなんだが

そうとう嬉しかった


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しかし

本日行われた

次の半年間を務める4つの司会枠を争うオーディション戦

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勝獲れなんだ


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これから帯番組を任される者が
ここで負けても良いのかと
自責の念が募る


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今度の帯番組は
実力が試される

負けられぬ戦が続く




我ここ新たに誓わん!



昇り龍が如く


此れを糧に


電波放送界の天下一への


一歩と致す!!!



家康