織田信長である。



此度も晴天に恵まれ、正しく一周年を祝ってくれておるかの様な空の色である。


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いつになく、様々な想いが、脳裏を駆け巡る…。


尾張の川原で印地打ちをしながら、出会いの多き少年期…

斎藤道三との出会い…

今川義元の首を打った田楽狭間…

足利義昭を奉じての上洛…

本能寺…




思い返せば合戦につぐ合戦の日々…。


武を布く事により、それを一つ一つ掴んで来た。



しかし、儂にとっては、


多くの幸と多くの宝を手に入れる事となった…


二千十二年

五月

二十日
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我が生涯において、喜びが満ち溢れる刻が来た始まりの日…。






あれから一年…。






口が裂けても、あっと云う間なんぞ言えぬ。






我が合戦の中で実に険しく荒々しい日々であった。


感動…

悔恨…

野望…

情熱…

夢…



様々な想いが交錯し…





戦い続ける意味…



前を見続けなければならない意味…



多くを語る必要も無いが…。



……。










しかし、一つ言えることは





我を支え

我を励まし

共に歩み続けてくれた





儂の事を知る全ての皆の力…


儂の傍に仕える、名古屋おもてなし武将隊の皆…



皆と共に戦い抜いた一年…。





主らが居たから儂が居た。





ありがとさん。



真にありがとさん。




しかし



一年経とうとも、すべき事は同じ!!




天下を見据え


狙い撃つ…



儂が儂で在る為に。



どこまでも…。

我らの覇業を全うするのだ。



いついかなる刻も、初陣の気持を忘れ無き様、日々邁進致す。




此度、祝杯じゃな!
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皆々、ありがとさん!



では、二年目もよろしゅー!


さらばじゃ!