名古屋城、演武は雨天により中止となる。
 最近御決まりの如くだが、こればかりは慣れたくは無いな。



 それでも午後から雨が上がったのは、ほんに良かった。

 午後からは儂にとっても大切な式典「名古屋城 篠島矢穴石寄贈式」に出席致し、除幕の音頭を取る大役を相務め申した。











 名古屋城築城当時、篠島より石材を運び出したが、大小三百もの矢穴の付いた石を残したままに現世を迎えた。

 口惜しい想いも残した当時ではあったが、現世にてこうして名古屋城と篠島、そしてこの加藤清正の縁が再認識される事を真に喜ばしく思う。





(勝鬨で景気付けじゃ!!)






(此度世話になり申した、南知多町長石黒和彦殿と)







 また一つ見所は増え、やがて名古屋城と周辺は加藤清正ゆかりのもので溢れる日も来るだろうか・・・。


清正