又左じゃ。




皆々、息災であるか。






儂は昨晩夢を見た。


どこかはわからぬが、どでかい戦場にて武将隊の面々と涙を流す夢であった。









なんだったのだろうか。


わからぬが、ただわかったのは
いつぞやこの十人で流せる涙があるという事。





無論、嬉し涙を。


願わくば家臣団含めた皆で流したいものじゃな。







日々我らは名古屋城に出陣致す。

その際、名古屋城に足を運んでくれる家臣達には感謝しておる。




が、しかし
その場にいる者だけが家臣とは考えておらぬ。


仕事にてこれぬ者
遠方にてこれぬ者

など、多々あろう。




されど我ら心は一つ!!

離れておろうが、愛すべき家臣と思うておる。





そして全国各地にて我ら武将隊を愛し、支えてくれる者達の為

我ら武将隊は邁進し続ける。




そして儂は日の本一の「前田利家」になってみせようぞ!!!!!


「前田利家」と聞いたらば儂の顔が浮かぶ程にな。





十人が皆そう考え、日々の戦場を駆けたなら

いずれ皆で流せよう。





嬉し涙を。







…ひょんな夢からそんな事を思うのであった。






では、
本日はこれにて御免。

前田 又左衛門尉 利家