皆の衆、御早う御座る。
 霧をつん裂いて、加藤清正である。





 六月三十日の我が生誕祭とした演武について。



 普段には無い特別版演武というものを準備して臨んだ戦。演武後にも申したのだが、武将隊の他の方々の協力も得ておる訳で・・・。

 そんな協力に感謝致すと言う気持ちを此所に記したい。それを言い始めると感謝すべき相手が多すぎてキリが無いかも知れぬがの。

 殊に絡みの多い、秀吉様や陣笠隊には負担もお掛けした訳で・・・。



 例えば立三などは、自身の日記にて、あの日皆へ御披露致した「立三・亀吉・元気! 対 加藤清正」の殺陣を取り上げて記してくれておった。

 だがそこには殺陣に絡んでくれる立三自身の働きが光っておるのだ。

 自身の日記に己が名は出て来ぬが、度々稽古にも付き合ってくれる、彼の者の協力があるのだ。



 そんな協力あって成り立つ戦。
 儂もそこに報いる為も含めて本日の戦も、明日の武将隊へ繋がる勝ち戦と致したい!





 尚、過日御披露致した殺陣は、今後も機会有らば再び行うやも知れぬし、動画で見た者も居るであろう。

 そんな皆々へ記しておこう。



 立三は、殺陣の中では真っ先に斬られる。まばたき厳禁である。


清正