清正日記--勇敢の龍--

　明日の名古屋城に一人出陣致す｡加藤清正である｡





　儂は本日､｢天下一ものつくりﾂｱｰ｣にて多数援軍の皆と共に､ものつくり盛業の四ヶ所を転戦致した｡

　此度(こたび)は首尾良く全箇所の画も手に入った故､一ヶ所ずつ紹介しようかと思うたが､長くなって仕舞うだろう｡

　そこで先ずは最初の地､美濃国は関市の関鍛冶伝承館にて刀鍛冶体験の模様を記そう｡





　関は刃物の町として現在でも知られ､戦国の世以来三英傑からも庇護を受けながら発展して来た｡

　此処では皆､刀鍛冶体験も致した｡貴重な体験であるな！






　室町以来の歴史を誇る関の刀匠の家･二十五代藤原兼房殿(手前)の指揮の下､鎚が振るわれる｡






　儂も打たせて頂く！






　更に藤原殿の御厚意によりちゃっかりこんな体験も!!






　現世では中々手にしなくなった真剣も皆を代表して持つ!!!







　こうしていきなり絶頂を迎えた感のあるﾂｱｰは､幕を開けたのであった…｡


清正