生きている限り毎日が戦である、と痛感した本日の加藤である。



 真、平素の備えを怠れば、大事な時に力は出せぬもの。常より油断大敵であるな。




 かつて自らこの様に言い残した。

 「表と裏、両面の心掛けどちらもおろそかにしてはならない」





 戦に臨む事を表とすれば、それ以外の全ては裏と覚える。

 鍛練を行う事のみならず平素の過ごし方に至るまで、全ては一時の戦に関わるものだ。



 本日はそう思い、先の言葉を思い出した…。





 かつてはまた別の意味合いで家臣に対し申した言葉を、今自らにまた問うものとなった。気を入れて参ろう!







 明日は立三と名古屋城で出陣。

 午前中は、10時より二時間程、後、13時と15時より一時間ずつ出陣の予定。

 飽くまでも予定であり、万が一不測の事態となるとも、平素よりの積み重ねあらば乗り切れよう!!









 但し、よっぽど何も無いのだけれど…。


清正