わしじゃ!

今日も寒かった!

今日はわしらがこの世に蘇り三年目にして

初めての事件が起こった。。。


それは最後の舞の時であった。

今日は風もやや強めで
マントもちと暴れておった。

わしは最近すこぶる調子が良いで
今日も元気一杯舞っておった。


じゃが
ふと気が付くて右側のマントのヒラリ加減が足りない。

返ってこない。。。

どうした!わしのマント!

わしは舞ながらふと右肩を触った…

したらば!


右肩の革紐の部分が外れておった。。。

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二年という月日が流れたが

これは初めての事で
わしもびっくらしたわぃ!

と同時に二年間一度も外れなかった事に

「感謝の気持ち」で一杯になった!


わしらを守ってくれておる甲冑に

「感謝」



さぁ!
今日の「信さん武将列伝」

「なにぬねの」の

「な」である。


うむむ。

これもむつかしいの~。。。

な…

な…

な…


よし!

ちょっと有名?ではないかもしれんが

こやつじゃ!

「中川清秀」である。

通称、瀬兵衛

あだ名を「せっつん」

織田家ではなくてはならない存在で

わしの大事な場所をしっかりと守ってくれておった。

最初の主君に仕えておる時にわしに刃向かい

二度目は「荒木村重」という武将が裏切った時に
荒木側につかないけない状況になったんじゃ。。。

じゃが実はこの武将

わしの信頼する配下の者達と血縁がややこしく結ばれておったんじゃ。

だから
色々な義理人情に挟まれながらわしを選んだ。


あの時あやつがわしの味方にならなんだら
わしの戦略は大きく狂った。


戦国時代は
例えば敵の母親が叔母さんだったり

従兄の関係で争ったり

まっと分かりやすいのは
わしが実弟・信之と争ったり

嫁婿の浅井長政と争ったりと

血縁同士で戦う事はよくあった。

この平成の世から考えると驚きじゃのん。

わしらの生きた「戦国時代」について
ちと知ってくれたならうれしいのん。


今日も寒かった!

にも拘らず会いに来てくれた者も沢山おった!

ここ二日は蝦夷や九州からの客人も多く

尾張名古屋の輝きを魅せられた事と思う。

みな、ゆるり暖をとれ!

大儀である!


秋もいつの間にか終わってもう冬じゃ!

気温が上がるほどの演武を魅せたるわぃ!


いざ!

出陣!!!


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