本日は再び我等の舞台『絆』が決定し、発表がなされた。目出度い!



 此度は豊家主従が主軸として描かれるが、武将隊全員で駆ける戦に違いは無い。
 気負わず、だが真摯に大役務めたく思う。

 此度は十日間の長丁場となる。皆の援軍大いに期待し、それに応えられる己れであるべく益々の精進を誓おう!





 さて、その前に先ずは慶次殿から回って参った戦国しりとり、「ぼ」で始まる言葉を答えねばなるまい。



 慶次殿よ…。

 もっと答え易(やす)いものもあったろうに、何故に「ぼ」で回して来たのか!?難儀致すぞ!!

 して考えた挙げ句、我が答えはこれじゃ!!



 「棒術」。



 忍者は身軽で居る必要性から、多くの武器は持てぬ。杖や木の棒を用い身を守る術は思いがけぬ戦闘に役立つ筈じゃ!

 また戦は常に万全の状態で戦えるとは限らぬ。

 槍が折れればそのまま戦う術も必要なのだ。

 遠く異国の神話に於いても、豊穣の神は最終決戦の際に自らの所持する魔剣を失っており鹿の角で戦う様子が描かれておると聞く!!

 完全な状態で無くともある程度の力を発揮する事。
 戦国の世を生き抜く助けであろう…。





 と言う訳で「棒術」の「つ」。

 まだ指名された事が無いのは亀吉か?

 後を頼む。


清正