サルだぎゃ



本日わしが覚えた南蛮語はflame reaction



日本語で言うところの炎色反応のことじゃ



アルカリ金属やアルカリ土類金属などの塩類を無色の炎の中に入れて熱すると、各金属に特有の色を呈する反応のことで、分かりやすく言えば花火に色がつく原理っちゅうことじゃわな



炎色反応の色は金属原子が励起されて発する光のうち、ある特定波長の光が最も強いために生じる



よく知られとるものとしては、ストロンチウム(Sr)の赤、セシウム(Cs)の青、リチウム(Li)の赤紅、ホウ素(B)の緑、カリウム(K)の藤紫、カルシウム(Ca)の黄橙ナトリウム(Na)の黄、銅(Cu)の緑、インジウム(In)の青紫などがありゃあす



花火の最初期は6世紀の中国だと言われとるが、そんな昔から炎色反応が用いられとったのは不思議なもんじゃ



花火がよく見られる夏の季節はもう終わってしまったが、まだまだ炎色反応は起こっとる



そう、わしらも一種の化学変化



発する色は皆々違えども、それぞれが面白い反応だと思わんか?



ちなみに儂は銅の炎色反応が好きっ・・・・・・・・・((* ・・*)



太閤のワ「類比推理」