サルだぎゃ
太閤ゼミナール梅雨時集中講座もはや、三限目に入るが、そろそろ、誰ぞかに手紙が書きたくなってきたころじゃろうて?
親しいもんに送るもよし、普段なかなか会う機会がないもんへ送るもよし、気軽に、もしくは改まって、手紙をしたためてみよみゃあ
さてさて、本日のお題は「時候の挨拶」だがね
一限で言ったが、時候の挨拶は、前文とともに省略されることもままある
しっかし、これを置くことで、本文に気持ちよく入れるようになるだろうで、料理でいえば、前菜といったところじゃな
二十四節気を用いるのがわかりやすいが、
【一月(睦月)】新春の候、厳寒の候、寒に入り
【二月(如月)】向春の候、余寒の候、梅香匂う頃
【三月(弥生)】早春の候、春和の候、霞立つ春
【四月(卯月)】仲春の候、春暖の候、桜花匂う頃
【五月(皐月)】晩春の候、薫風の候、新緑の候
【六月(水無月)】向暑の候、入梅の候、長雨の候
【七月(文月)】盛夏の候、仲夏の候、早星の候
【八月(葉月)】晩夏の候、暮夏の候、残暑厳しき折
【九月(長月)】初秋の候、爽涼の候、月愛でる頃
【十月(神無月)】仲秋の候、秋冷の候、紅葉の頃
【十一月(霜月)】晩秋の候、初霜の候、落葉舞う頃
【十二月(師走)】師走の候、寒冷の候、年の瀬を迎え
こんな感じを参考にしてみてちょ
ただ、上に挙げたもんやと、ちとかしこまった感じがするもんで、まっと親しさを込めて使うんやったら、
「梅雨明けが待ち遠しい今日この頃~」
なんぞと買い始めてもええわな
四季のある日の本だからこその「時候の挨拶」
かるぅ~く意識してみてどうじゃろうか?
太閤のワ「寸にして之を度れば丈に至りて必ず違う」