っ、サルだぎゃ

文化が大好きなわしでござるが、保護するだけでもなく、自らもたしなむわし。そんなわし、蘇ってから一年間でいくつか、このブログの中でうたを読んできたのぅ

だもんで、、ちぃとばかり、振り返ってみよみゃあ


(2009.12.28)
外堀を 泳ぎし鯉に 恋い焦がれ そっとほおりし 乞いの罠かな

~蘇って初めての歌じゃな。まさに、外堀の鯉を見て歌ったのぅ


(2009.12.28)
草木枯れ 雪が積もれど 華やかな 城と我らが 那古野の街かな

~名古屋開府400年が始まる前の街とわしのワクワク感を表現したんだぎゃ


(2010.01.07)
城攻めの 名手にしても 落とせぬは 名古屋城より 城下の嬢かな

~おなごっちゅうのは一筋縄ではいかん。が、諦めが悪いのがわしだぎゃあ!!!


(2010.01.25)
蝋梅の 薫り芳し 思い出す 密な逢引き 寧々に狼狽

~うーん、寧々殿には言えぬ、側室との逢い引き…うきゃ


(2010.04.13)
ねむらざる こはるびよりの むにのひよ すぎしみごろも めでるはざくら

~葉桜の季節。武士の生き方を考えたのぅ


(2010.04.22)
つゆのおと はにこぼれるる しおらしさ なくもわらふも きみのねしだい

~この日、徳川殿と歌い合った。またやりたいもんだぎゃ


(2010.05.22)
はれたひに すはだもむねも こがすのは むかうさきへと いそぐためかな

~素直な歌じゃのぅ。若者にウケそうだがねっ


(2010.06.15)
梅雨と落ち 梅雨と消えにし 若葉かな なにはともあれ 努々あゆめ

~わしの辞世の句をモジり…。端境期が一番難しいもんだで


(2010.06.18)
雨音に まぎれささやく 耳元で …

~これは、皆と連歌をしたやつじゃ。皆、ええ歌を綴ってくれやあした


(2010.06.26)
やまぬなら やませてみせよう あめあられ ぬしのなみだも やめばまなつび

~これはホトトギス…で有名なあれをモジったやつだぎゃ。わしの男気を感じるのぅ


(2010.07.09)
あおざめた えぼしをのぞみ ぼけてみる おもいうかべし わがとものこえ

~あおいコーンを見て、又左の兜を思い浮かべるわし。ごめんだぎゃ、又左


(2010.07.13)
かさのした やむのをまちて はなれぬる …

~これも、皆と歌ったのぅ。色恋は人を歌い人にさせやあす


(2010.10.28)
名古屋城 雨の日だから できること …

~単純な歌じゃが、その分、知恵が試されるもんだぎゃ。皆、なかなかにゆきゃあじゃった


(2010.11.05)
こうように ぬくもりかんじ すんだのは ねつをひめたる そのこころかな

~ああ、わし、これが一番お気に入りかのぅ


(2010.12.07)
愛でたしは 咲かぬ蕾か 咲く花か 目で確かめて 胸に秘めたる

~これも好きだぎゃ。わびさびを感じるのぅ。意気だぎゃ


振り返ると、いろいろと歌ったもんだぎゃ

では、皆で歌いおさめでもしよみゃあか。わしのあとに七・七の韻で続いてちょうな?では、いざぁぁぁぁぁ!


さきにまつ
ものはわからず
あゆむみち




希望に満ちた返事がええのぅ

きっきっきぃ

太閤 主よ、謳えよ 秀吉