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【燕三条イタリアンBit】オーナーシェフ秋山のブログ

新潟市中央区、銀座でイタリア料理店を営んでいます!
日々の出来事を楽しく、時に真剣に綴っています!

人材育成の為に作った3階店舗



新しいスタッフと沢山一緒に働きたくて作りました



そして今期待通り



新潟の未来達が沢山お店に入って来てくれました



毎日忙しく働いてくれていますが



その忙しさの価値



毎日叱咤激励していますが



その叱咤激励の意味



凄く理解しているスタッフが多いです



当たり前のレベル



凄く底辺の事を優れたお店は完璧にやります



服装
髪型
名札
掃除
お皿



やって当たり前です



全国のMITSUKOSHIやISETANに行って



髪がぼさぼさな人や
シャツだしてる人や
名札してない人や
靴潰して履いてる人は



1人もいません



そこが全員のスタートです



そこがあれだけいる組織の



最底辺のスタンダードです



僕達は人数が増えても



今やっと13人



皆んなの意識を揃える事はたやすい事です



これからもっと関わる人を増やしたい



昨日はその話をしました



今まさにトップダウンの時



お客様にパスタ一皿出す時



僕のオッケーと彼のオッケーが違うのは当たり前の話



でも僕のオッケーに彼の意識を変えさせなければならない



そんな時甘い声のかけ方をしていたら



一生そこにはいけません。



甘い言葉は勘違いをさせ



下へ下へ



楽へ楽へ



甘く甘く



彼は自分の下の子達が入ってきたら



そうトップダウンするでしょう



あまりしませんが



昨日は自分の話を少ししました



自分は修行時代



凄く下積みも長かったです



火を使って料理させて貰うまで



3年位はかかりました



でもずっとやりたかったし



やれる方法は常に考えていました



今の自分の仕事は後回しにして



先輩の仕事を手伝わせて頂こうとしても



教えてはくれないし



自分の仕事やってろ!と



中々厳しかった



様は



飲食の世界は



上手い事は出来ない



早く上手くなりたいけど



興味ある事はやりたいけど



自分の都合や気分だけでは駄目なんです



自分の仕事を後回しにしてやるなんて



完全に自分都合



考え方が甘すぎる



じゃあどうやったら教えて貰えたか?



朝早く起きて



自分の仕事を先に終わらせました



夜遅く残って後輩を育てました



後輩にやって欲しい事を



やってみせました



後輩に



1から



準備を説明し



紙を作り渡し



上から一緒にやりました



先ずはその時間を作る事



自分の仕事は終わらせといて



自分のフォローをしてくれる後輩を育てる事



そして先輩から教えて貰いつつ



後輩の仕事



本来で言えば



後輩がやってくれている本来の自分の仕事をきっちり観れる事



勘違いする事がある



次のステップに進むと



後輩のやってる仕事は自分の仕事ではないと思う先輩は良くいる



後輩がやりきれない



伝えられていないのであれば



君がステップアップする必要はない



ずっと下積みをやって



面白くなくなって



辞めれば良い



何故ならあなたに教えられてる彼の環境は



とても残念だから



先輩になる必要がないと言う事です



年だけくってる先輩はキツイ



僕はそう言う事に全然気付かず(笑)



イタリアンの花形



パスタを作らせて頂くまでに6年間かかりました



お肉を焼くより
お魚を焼くより



パスタを作らせて貰うという事は



価値のある事でした



パスタが作りたくて



ずっと先輩をみていました



麺を入れるタイミング
その時のソースの状態
皿を出すタイミング
トングのもちかたやゴムベラのポジション
お皿を拭くダスターの位置



嵐の様に来店するお客様に



不安しかなかったし



絶対やれないと思っていたけど



それの100倍以上



パスタを作らせて貰いたかった



その為の準備は全てしてきたし



その先輩よりイイね!と言わせたかった



誰でも出来るポジションではない



皿がきちんと用意出来る人間でなければ



パスタを作れても



盛る皿がない



一歩一歩



後輩に教えると言う事は



先に進みたい人間からしてみたら



もしかしたら



後戻りしている様な気持ちになるかもしれないけど



それも大事な一歩なんだと



伝えたかった



昨日の夜中1時過ぎ



皆んな遅くまで



すいませんでした(笑)