しゃちょーです。

 

前回、「シガー」についての導入を簡単にご紹介させていただきました。

 

現代の日本では、私のような若造がシガーを18年も嗜んでいるというのは珍しいかもしれません。(執筆現在38歳です)

 

シガー愛好家としては若いといえる私です。

特にお詳しい読者様には、私の言葉の奥行きの程度を推察していただけたら幸いに思い、先んじて私のヒュミドールをご紹介いたします。

 

乾燥気味のいまの季節、今回は外からご覧ください。

詳しく中身を紹介するのは、またの機会に。

 

私のヒュミドールは、キャビネットとボックスに分かれており、いずれもグラストップです。

グラストップの良いところは、中の状態がいつでも簡便に観察できるので、無駄な開閉はやり過ごすことが出来ます。

 

「次のシガーは、どれにしようか。」

そう考えながらシガーを眺めるときにも、蓋を開けなくて良いのでシガーの品質を保ちやすくなります。(詳細はまたの機会に)

 

こちらはキャビネットの上部に乗せてあるボックスの左半分。

COHIBAというブランドのシガーが占めています。

そして右半分のブランド。

パルタガス、モンテクリスト、ロメオ・イ・フリエタ、Hアップマンが並びます。

 

ヒュミドールを二つに分ける理由は、用途別の湿度管理にあります。

 

(設定湿度の理由や詳細はまたの機会に)

 

熟成後、1年以内を想定してすぐに頂く、または購入したばかりのシガーは上部ボックスに。

熟成途中のシガーは下部のキャビネットに保管しています。

 

これは上部ボックスの湿度。

狙いの72%に対し、74%は比較的高めの湿度ですが、これからの季節は乾燥が厳しく、さらにこのヒュミドールは構造上、シダー材の風通しがよくなっているため少し強めに加湿しています。

加湿器と調湿材を置くことで、上がりすぎないようバランスしています。

 

こちらはキャビネットの最上段。

65%を狙って、タニタのデジタル湿度計の表記が66%ですから、良好です。

 

キャビネットの最下段はこのようになっています。

湿度の高い空気は重たく下に落ちていくので、少し高い68%を示しています。

本来、長期熟成には60~65%が適していますが、前述の通りこれから乾燥の厳しい季節に入るため強めに設定しています。少しすれば適切な湿度に落ち着くことでしょう。

 

ここで、お詳しい読者様はお気づきかと思いますが、中の木箱の製造年月の表記をご確認ください。

古いもので2012年や2014年があります。奥にはあと6箱あります。

つまり、現時点で8年~10年熟成のCOHIBAとなります。

詳しくは別な機会にご紹介しますが、所謂「ヴィンテージ・プレミアムシガー」の世界になります。

もちろん、これらは全て製造年に私が自分で購入し、自らヒュミドールで熟成させてきたシガーです。

 

その他、ドミニカ産やニカラグア産等、キューバ以外はこのように保管。

実験的に8年熟成のシグロ1を10本ほどヒュミドールから出し、ボベダのパックに72%でサンドイッチしてぴっちり調湿しているものも。

 

と、色々と試行錯誤したり、様々な産地やブランドを巡ってきました。

 

今回はキャビネットを開けていませんので、いつかその中身もご紹介できる機会があれば幸いです。

 

フォローしてね