翌日の金曜日、診断結果を上司に報告。
仕事は走るのを止めて普通にする事に。
翌週の月曜日の昼休みに、会社の
救護室の看護婦さんから電話が・・・。
「ブセッタ君、次に病院に行ったら
心電図のコピーを貰って来てね。」
どうやら、上司が会社にチクったみたい
です。会社に黙っていて本人に
死なれたら会社から責められるし、
寝覚めも悪いだろうし、
過労死で訴えられるかもしれないし。
木曜日、心電図を録った後、心臓の
動きを見る検査をしました。
お医者様を背に横に寝かされて、
お医者様が後ろから抱き着く形になり、
カメラを胸に当ててゴリゴリ動かす。
痛くはないのですが、3分もしない間に
気絶してしまいました。
僕は抱き着かれると、トラウマで
無意識に気絶してしまうみたいです。
ウルトラマンより根性なしです。
トラウマの話は、また今度します。
土日に24時間心電図をする事に。
「普段通りの生活をして下さいね。
汗はあまり掻かない様に。」
(普段は仕事で汗だくだし、
その時点で普段通りではないし、
汗掻くなって事はクーラーが効いた
部屋から一歩も出れないじゃん。)
24時間心電図の感想は、
動き難いのと、上半身が凄く痒いです。
病院で最初の心電図のコピーを貰い
会社の救護室の看護婦さんに提出。
看護婦さんが心電図を見て
「これは酷いね。
よく立っていられるね。」
数日後、精密検査の命令が会社から
会社負担で下されました。
精密検査当日、若い美人の女医さんが
担当で、イケメンの研修医が数人。
研修医がいるだけで、モルモットに
されてる気分です。
「よろしく、お願いします。」
僕が挨拶すると、女医さんが
「思ったより、元気ですね。」
心電図を見たら明らかに死に害いなのに
本人はピンピンしてるのでビックリ
したらしいです。
「イケメンのお医者様に囲まれたら、
テンションあがりますよ。もちろん、
女医様も看護婦様もお綺麗ですし。」
僕の返事に気分を良くした様で
「褒めても容赦しませんよ。
今日は頑張りましょうね。」
まずは血圧と心電図を録って、次は
カメラで心臓の動きを見る検査に。
以前、気絶したやつです。
女医さんも同じ様に後ろから
抱きしめてきて、研修医に説明を
始めた。イケメンに囲まれて
ちょっと良い気分です。
前から気になっていた事を女医さんに
聞いてみた。
「前に座ってカメラをグリグリすれば
楽なのではないですか?」
女医さんは親切に後ろからの理由を
細かく解り易く説明して下さいました。
(女医様、胸が背中に当たっている
のですが、良いのでしょうか?)
女医さんとお話して何とか頑張って
いたのですが、やっぱり気絶。
3分もちませんでした。
トラウマで体が意志とは関係なく
反応してしまい機能が停止して
しまうみたいです。
最後の検査は巨大なルームランナー
に体に装置を取り付けて歩く。
ベルトの速度は歩く速さで、傾斜が
変わる仕組みです。
心臓の動きに合わせて音が出ます。
沢山歩いて変化がないので女医さんが
「大丈夫そうなので止めますか?
それとも、最後まで続けますか?」
「不整脈になるとどうなるのですか?」
「音が変わりますよ。」と女医さん。
「じゃあ最後までお願いします。」
最後の急な傾斜をしばらく歩くと
「ポンっ!」と音がして女医さんが
「今のが不整脈ですよ。」
おめでたくはないのですが、
何故か嬉しくなってしまい、
お医者様達と拍手喝采。
みんなノリが良いです。
精密検査の結果は問題なし。
その後、11月まで最初に診て頂いた
病院で定期的に検査するだけで
治療は一切せず終了してしまいました。
生きてるって素晴しい事ですね。