いま現在、私の会社では、バス運転手だけでなく、運行管理者も事務員も整備員も、まったく足りていません。おまけにバスも、故障車ばかりで足りていません。人もバスも、限界ギリギリで、どうにか回して運行できている状況が続いています。
 
所長が操車係をやったり、運行管理者がバスに乗務したり、バスガイドさんが事務をやったりの毎日です。元乗務員で75歳の運行管理者が、路線バスの乗務に駆り出されたりしているんです。それに、70歳で嘱託定年を迎えても、会社から説得され、退職を延長している方もたくさんいます。人手不足で大変です。
 
地方のバス会社は、人手不足と、乗務員の高齢化が深刻過ぎます。原因は、はっきりしているのです。労働条件や、労働環境の悪いところに人は集まりませんし、それに見合った待遇ではないからなんです。バス運転手は、社会に貢献でき、やりがいのある、とっても魅力的な仕事なんですけどね…。残念でなりません。
 
全国的に見ても、年々、バスの路線が減ったり、路線を維持しても減便したりが進んでいます。「地方公共交通の危機」とか、「交通崩壊」とか言われています。税金を使ってでもこの流れに、何とか歯止めをかけてほしいものです。なんたって公共交通ですからね。大きな社会問題だと思います。