今年の4月から、イオンモール線の最終便が、減便になってしまいました。イオンモールから、最寄りの駅まで行く最終便は、午後の11:30でした。それが、4月からのダイヤ改正に伴い、10:30が最終となってしまいました。
 
深夜ですが、毎日、イオンモールの従業員の方々に乗車していただいていました。多い日は、10人以上のお客さんが乗車しました。閉店した後も、働いている人たちはたくさんいます。掃除の仕事に携わっている人たちであったり、警備員さんたちであったり、設備管理の人たちであったり、交替で仕事をしている人たちですよね。
 
そんな人たちだったからこそ、顔見知りになり、会話を交わしたりもしてきました。目立ちませんが、彼ら彼女らは、縁の下の力持ちです。だから、今回の減便が、心苦しく、申し訳なく感じてしまいました。夜中まで、仕事をしている人たちは、たくさんいるんです。そんな最終便のお客さんたちを見ていて、いつも、相田みつをの、あの詩を思い浮かべていました。
 
「土の中の水道管
高いビルの下の下水
大事なものは表に出ない」
 
見えないとこで頑張っている人が、たくさんいます。この世の中は、そんな方々の「おかげさま」で成り立っているんです。いつも、11:30の最終便に乗車いただいていた顔なじみのお客さんたち、今帰りは、どうしているのだろうかと、気になっています。
 
 
夜のイオンモール待機場