早いもので2020年も、残すところ一週間を切りました。もし、今年、コロナの感染拡大がなかったならば、この一年を振り返った時、一番の話題は、何といっても東京オリンピックではなかったでしょうか。
私は生きているうちに、再び東京でオリンピックが開催されることになり、たいへん感激し、楽しみにしていました。しかし、コロナが全世界に広がってしまい延期です。残念でしたが、それは、しかたがない判断でした。来年は、どんな形であれ、希望をもって練習に励んでいるアスリートのためにも開催されればいいですね。
前回の東京オリンピックは、1964年(昭和39年)です。私は8歳で、小学校2年生でした。白黒テレビが、一般家庭にも普及し始めた頃でした。しかし、あまり裕福ではなかった我が家には、テレビはまだありませんでした。毎日、学校の体育館で、街頭テレビのように大人数で、オリンピック競技を観戦しました。みんなでテレビを見ながら、日本人が金メダルを取った瞬間の歓喜と感動を、まだ小学校2年生でしたが、昨日のことのようによく覚えています。
金メダル第一号は、重量挙げの三宅義信選手でした。体操男子総合で優勝の遠藤幸雄選手は、最高にかっこよかった。新ヤマシタ跳びを披露し、10点満点で優勝した跳馬の山下治広選手。東洋の魔女と呼ばれた、日本女子バレーの優勝。マラソンで優勝した、エチオピアのアベベは裸足でした。惜しくも、ゴール前で抜かれて3位になってしまいましたが、必死に走るマラソンの円谷幸吉選手には、誰もが感動しました。柔道で優勝候補の日本人に勝った、オランダのヘーシング等々、昨日のことのように、思い出します。
1964年の東京オリンピックは、白人国家以外での初めての開催でした。敗戦から僅か19年後の、復興した新生日本をアピールする大会でもありました。日本のメダル数は、金16個、銀5個、銅8個、計29個で、アメリカ、ソ連に次いで第3位でした。
来年の年末は、コロナが終息した事や、東京オリンピックが無事に終わったこと、そして、日本がたくさんのメダルを獲得したことなどが、10大ニュースに入っていればいいですね。
