待機時間、乗務員控室に行くと、乗務員のKさんとMさんを中心に何人かで、年金の話をしていました。KさんとMさんは、二人とも今年65歳になったばかりです。私も話の仲間に入り聞いていると、参考になることがいろいろありました。
KさんとMさんは対照的です。
Kさんは、5年前60歳で、厚生年金に加入しない2勤1休の乗務になり、年金は繰り上げで受給しました。65歳まで待てば月16万円だった年金が、減額され11万円です。(年金は、基本65歳からの支給ですが、60歳からでも繰り上げ年金として受け取れます。ただし、1か月ごとに0.5%減額されます。Kさんは、0.5%×12か月×5年=30%減額です。)
それに対しMさんは、60歳になっても正社員と同じように4勤1休で、しかも、引き続き厚生年金に加入しました。Mさんは、繰り上げしなかったので、65歳になった今年から、月21万円の年金を受け取っています。(年金定期便では、月17万円でしたが、65歳まで厚生年金に加入した分が上乗せされ21万円です。) Kさんは、厚生年金未加入なので、Mさんのように、その上乗せ分もありません。
Kさんは、5年前、健康上の問題があって、セミリタイアのつもりで、2勤1休の仕事に変わりました。それに、家のローンも残っていたことから、年金を繰り上げ受給しました。受給開始年齢と働き方で、ずいぶん差がついてしまうんですね。11万円と21万円です。2倍近く違います。Kさんは、「健康が一番だよ」と強調していました。健康であったら、Mさんのように働きたかったんでしょうね。
Mさんは、今年65歳から年金を受け取りましたが、70歳まで受け取らずに繰り下げたら、どれくらい増えるのだろうと思い、勝手ながら計算してみました。繰り下げる場合、月に0.7%増えます。0.7%×12か月×5年で1.42倍です。Mさんの70歳から受け取る年金は、21万円×1.
42倍で約30万円です。それに対し、Kさんは生涯、月11万円です。3倍の差・・・・。驚きですね。働き方で、こんなに変わってくるんですね。
大変に勉強になりました。でも、それもこれも健康で働ければの話です。Kさんの、「健康が一番だよ」の一言が全てですね。
