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そのおじいさんは、背が高くがっちりしていて、昔、柔道でもやっていたような体型をしています。イオンモールやパチンコに行くのに、毎日のように、私たちのバスを利用してくれます。バスが、おじいさんが待つ停留所に、時間どうりに到着すると、「よし!ピッタリだ!」と元気に言いながら乗ってきます。しかし、少しでも遅れると、無言で、腕時計に何度も目をやり、遅いとアピールします。
私は、そのおじいさんを、ピッタリさんと呼んでいます。いつもの時間にバス停にいないと、「あれ?ピッタリさん、今日は具合でも悪いかな?」というふうに・・・・。私の中だけで通用するニックネームです。以前に、そんなピッタリさんから、お褒めの言葉をいただいたことがありました。「あなたは、いつも、時間どうりに来てくれる。たいしたもんだ。それに、お客さんに対する対応がとても良い」と・・・・。
実は、ピッタリさんの「よし!ピッタリだ!」が、毎回聞きたくて、意識して時間調整しているのです。その路線は、お客さんも少なく、道路も混まないので、早め早めになってしまいます。ですから時間調整して、いくらでも時間どうりにつけることができます。正確な電波時計で、一秒も遅れずに時報のように、ピッタリさんの前でドアーを開けたこともありました。私の遊び心なんです。ですから、褒められた時、返事に困ってしまいました。( ´艸`)
定年して、会社に行かなくなると、毎日が、TNS(テレビ、ネット、散歩)だけになりやすいんだそうです。人と接することがなくなると、脳の健康によくないですよね。また、ボケないためには、「キョウイク」と「キョウヨウ」が大切なんだとか。教育と教養ではありません。今日、行く所と、今日、用事があるということです。ピッタリさんは大丈夫ですね。毎日、バスに乗って出かけ、社会と関わり、人と言葉を交わしたり笑いあったりしています。それに、パチンコ!! そうとう脳を刺激し、脳を活性化させるのでは?
ピッタリさん!いつまでも元気で、バスを利用してくださいね。そして、いつまでも「よし!ピッタリだ!」を聞かせてくださいね。
