ANSWER | 槇原敬之 @1990 |   MUSIC LIFE

  MUSIC LIFE

    No Life,No Guitar

 

 

 

あの日 地下鉄の 改札で
急に 咳が出て
涙にじんで
止まらなくなった


君と 過ごしてた さっきまで
嘘みたいだね もう帰る時間だよ


君と僕の腕時計
一緒に並べて
君と僕の手のひらを 
そっと重ねて
愛という 窮屈を
がむしゃらに 抱きしめた


二人会える日が 少ないから
いつも別れ際で
ため息ばかり ついてる 
何も 言わないで
君の姿 消えてしまうまで
見送って あげるから


君と僕の思い出は 
まだまだ少ない
ずっとずっと歩こう 
道を探して
愛という 窮屈を
いつまでも抱きしめて



春の強い風も
夏の暑さも
秋のさみしさも 
冬の寒さも
二人でなら 歩いて行けるさ



あの日 地下鉄の 改札で
急に咳が出て 涙にじんで
止まらなくて
手すりを越えて 
...君を 抱きしめた...。