茜 | 森山直太朗 |   MUSIC LIFE

  MUSIC LIFE

    No Life,No Guitar

 

 

 

さっきまでの通り雨が
まるで嘘泣きみたいに


青く澄み渡る空
君のいたずらかな


出会った頃も 今日と同じ
気まぐれな光だった


はしゃいで揺らぐ影
語らう声の調べ


思い出は笑みで埋まっていくのに
心、伽藍堂のまま


何も恐れずに
求めずに


君を信じられたなら


何より大切なもの 雲の間に間に
君は 僕に教えてくれた


愛より確かなこと 千代に八千代に
茜 茜色に染まる あの空


だっていつも 君が先に
黙り込んでしまうから


そっと抱いた肩
暮れ惑う宵の狭間で


君が思ってるより 
愛は脆く 弱い生命体だと


笑いかけるように 寄り添うように
真っ赤な光が辺りを照らしていた


何より大切な人 それが君だと
星は闇に流れて消えた


愛をも包み込むほど 雨に降られて
永遠の時を超えて 乱れ散る花


きっといつか また会えるかな
夢は まだ夢のまま


何より大切なもの 雲の間に間に
君は僕に 教えてくれた


愛より確かなこと 千代に八千代に
茜 茜色に染まる空


何よりも 大切なもの
茜 茜色に染まる あの空


...今も この胸で生きているかな...。