先週、小樽に星野みちるさんのライブを観に行ったので、その話をブログに書こうと思ったのですが、その前に。
私、星野みちるさんのファンでして。
TwitterやInstagramではよく載せているので今更な感じですが、ブログにはちゃんとした形で書いていませんでした。
小樽の感想の前置きとして、まずは私が星野みちるさんのファンになった経緯と、私が思うみちるさんの魅力について書いておきます。
私が星野みちるさんの存在を知ったのは、タワーレコードのフリー冊子『bounce』にアルバム『星がみちる』が取り上げられていた時が最初だったと記憶してます。
私の好きなアイドルNegicco(ネギッコ)のアルバム『Melody Palette』が特集されていた号の。だから2013年の夏ですね。
“元AKB48の1期生のシンガーソングライター”という肩書きと、宇宙服のような格好をした女性が座っている写真が目に飛び込んできます。
インパクトがあるので、これを目にしたときの反応は人ぞれぞれだと思うんですね。
それがフックになり興味を持つこともありますし、逆に避けてしまう人も。私も最初は後者でした。
元AKBで今はニッチな音楽をやっているマニア向けの方なのかな…どうなんだろう…的な。バカですねえ、今思えば。
それからしばらくしてNegiccoとの共演が決まります。
ねぎ、Especia、星野みちる、Orlandがタワー新宿15歳祝福 - 音楽ナタリー
http://natalie.mu/music/news/101365
このことがきっかけで、YouTubeで1stアルバム『星がみちる』収録曲の「私はシェディー」を聴いてみたら
「あれ、めっちゃ良い…!」
と。何より歌声がストライクで、少しずつ気になる存在になっていきます。
「私はシェディー」
(アルバム『星がみちる』収録)
それからしばらくして翌2014年夏、CDショップで当時の最新作である2ndアルバム『E・I・E・N VOYAGE』が試聴機に入っているのを見つけます。
メジャーではないアイドル方面の新譜って、東京の大型店舗を除いては試聴機付きで展開されることが少なくて。
試聴機で聴けたとしても1〜2週で入れ替わるのがほとんど。
そんな中『E・I・E・N VOYAGE』は何週にもわたって試聴機に入っていたんですね。
これが大きな後押しになって、気になっていたし聴いてみるかと。
「ムーンライトに誘われて」「恋のファンフェアー」「雨の中のドリーマー」と頭から順に聴いてみると…
「雨の中のドリーマー」
(アルバム『E・I・E・N VOYAGE』収録)
「Wish on a Starry Night」
(アルバム『E・I・E・N VOYAGE』収録)
エバーグリーンな趣のある良質な楽曲。
サウンドだけでなく、柔らかい質感でとても聴き心地が良く、それでいて適度に情感のある歌声。
そしてその歌声を上手く活かしている、至極“分かっている”プロデュース。
そこには私の好きが詰まっておりました。
それからすぐにアルバムを購入してヘビロテします。
楽曲だけでなく、Webインタビュー記事やラジオ、SNSなど媒体を色々と漁っていきます。
「今はぷかぷか浮いてる感じです」――2ndアルバム『E・I・E・N VOYAGE』発売記念・星野みちるロング・インタビュー - CDJournal CDJ PUSH
http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/hoshino-michiru/1000000991
すると楽曲や歌の魅力はもちろん、みちるさんのネガティブでテキトーで脱力感のあるトークにも惹かれていき、程なくファンになる…という流れです。
みちるさん、そしてみちるチームが何より信頼できるのは、良質な作品をコンスタントに発表し続けているからで。
それも派手さではなく、幾年先でも色褪せない楽曲でブレずに勝負する。
そこに私は魅力を感じています。
「彼のアイリッシュ・セッター」
(アルバム『A/W COLLECTION〜あなたと私のコレクション〜』収録)
「夏なんだし」
(アルバム『YOU LOVE ME』収録)
小西康陽(ex. ピチカートファイヴ)さんプロデュース。
タイトルははっぴいえんど「夏なんです」から来ています。
「坂道の途中」
(アルバム『YOU LOVE ME』収録)
一番好きな曲です。
楽曲のMVも何もかも美しい。
「流れ星ランデブー」
(アルバム『黄道十二宮』収録)
最新アルバムでは大人っぽさがさらに増しております。
みちるさんの歌声は、歌い手の中でもトップレベルに好きな歌声なんですよね。
どんなムードでも聴ける、すっと心に入ってくるというか。
私は最近みちるさんのことを“全天候&全時間型J-POPアイコン”と言っていて。全く浸透しないんですけど。笑
どんな季節のどんな時間を歌ってもハマる歌い手であり、リスナーにとってもどんなシチュエーションでもハマる。
それでいてあのゆるいキャラクターなのだから、もう抗えない、虜になるしかないです。笑
以下、みちるさん関連でおすすめの記事。
元AKB48・星野みちるの玄人すぎる楽曲世界を覗く | 日刊SPA!
元AKB48・星野みちる、30歳の節目「そろそろ売れないとヤバいかなって(笑)」 | 日刊SPA!
星野みちるがプロデューサーのはせはじむと語る、イックバル曲カヴァーした新シングル“Love Me Again”と自身のいま&これから | INTERVIEW - Mikiki
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/11675
本人不在の星野みちる審議会―沖井礼二(TWEEDEES)×はせはじむ×福田直木(ブルー・ぺパーズ)、3人のポップス名匠が赤裸々に語った〈歌美人〉の魅力 | INTERVIEW - Mikiki
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14954
以下、おすすめのラジオ音源。
(みちるさんが今年凹んだことを10個挙げたら…)
(宇多丸さんとみちるさんのやりとりがいつもツボです)
今年6月、札幌で開催されたライブイベントで、みちるさんのライブを初めて生で拝見することができまして。
3年越しの念願が叶って本当に感激でした。
(Instagramにそのときの感想を載せております)
みちるさんの歌声はライブで聴いても素晴らしくて。
特に生で聴いた「恋のファンフェアー」は最高でした。
「恋のファンフェアー」
(アルバム『E・I・E・N VOYAGE』収録)
みちるさんは只今アルバム『黄道十二宮』リリース記念の全国ツアー中です。
お近くで公演があるときはぜひ観に行ってみてください。
来週には札幌にもいらっしゃいます。
ワンマンライブなので今度はロングセットで観られるはずです。
最後に、昨日公開された星野みちるさんと脇田もなりさんのナタリーPowerPushが最高なのでリンクを貼っておきます。
必読ですよ。
星野みちる×脇田もなり VIVID SOUNDの“看板娘”対談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
http://natalie.mu/music/pp/vividsound
次の記事へ続く。