日々の仕事が多忙で、
一人で抱えている業務がたくさんありました。
しかし、
人前で弱音を吐くことができないでいました。
先輩からは、
毎日
「仕事が遅い」
と注意され、
山のような仕事を前に、
悩み苦しんでいたのです。
Tさんはいつも、
〈心の支えが欲しい〉
と感じていました。
そのような時、
Tさんの異変に気付いた同僚が温かい言葉をかけ、
心を包んでくれたのです。
悩みを抱えている人の気持ちを汲んであげることを
「心に寄り添う」
といいます。
同僚はまさにTさんの悩みを受け止め、
共感してくれたのでした。
その後Tさんは、
自らの体験を元に、
誰かが悩んでいると感じた時には積極的に声をかけ、
心から寄り添い悩みを聞いてあげるようにしたのです。
「寄り添う」
とは、
自分の感情を相手の気持ちに近づけるようなものです。
人の気持ちを汲み取り、
自分の心を相手に寄せていくことで、
Tさんは、職場の中に、
温かな光を灯しています。
共に働く人に真心を寄せましょう!