こんばんは。

私、とうとう、自分が最も手を出すべきではない作業に手を

出しました。

 

そう。

自家塗装しかも缶スプレー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

アル男君をいつまで白ゲルのままにしておくつもりなんだと色んな方から

言われるようになり、気になって夜も眠れなくなりつつあり、

塗装業者に出すか出さぬか悩める日々。

 

悩メルメルです。

 

イメージとしてはあるんです。

こう仕上げたいというのが。

 

最初はフェラーリレッドに染めたいと思っていたのですが、

やっぱ違うな…とか色々考えて、方向性は自分の中で決まりました。

 

しかしですね、全塗装を業者に出すとどうしても20万くらい掛かっちゃうんですよ。

そこを、自分で努力さえすれば数万に抑えられる。

 

まあ昔からこのブログを読んで下さっている方ならお分かりだと思うのですが、

私は自分では何もやらない方が良い系の人間なんです。

「自分でやるぜ!!!!!!!」と意気込んで成功した作業はほぼ皆無なんです。

 

しかも塗装なんてタッチペンで修正すらろくに出来ない人間です。

私の塗装=絶対に自分でやってはいけない作業なのです。

何故なら、私は鬼の様に気が短いです。

その場で結果が出ない事が許せない極端な人種。

 

例えば、好きな女の子に告白する→ちょっと考えさせて欲しい言われる→

じゃあ結構です、と一瞬で結論を出すタイプなのです。

 

しかし塗装というのは、乾燥を含めてとにかく日数が掛かります。

もう下地をしっかり作るとか言われた時点で私は「いや、いきなり上地で行きたいねん」

と思ってしまうのです。

 

でもね、とりあえずアンダーカウルだけは何としてでも自分で塗りたくて

仕方なくなっちゃったんです。非常に危険な精神状態ですね。

人間って不思議なもので、やりたいと強く願う事に関しては一切の根拠がないのに

絶対に出来る!!!!!!!!と思ってしまうものなんですよ。

 

でもね、これを書いてる時点で雲行きはかなり怪しいです。

仕上がりの雲行きというよりは、私のメンタルの雲行きがね…

 

動画やり始めたならこれを撮れというご意見もあるでしょうが、

カメラのレンズが汚れると嫌なので撮りませんでした…

 

で、まず自分を追い込む為に足付けをしてしまいました。

600番でひたすら水研ぎ。

これでもう引き返す事は出来ません。

 

とりあえず初日はこれだけにしときました。

足付けという作業も当然初めてで不安なので、2日目も艶が残ってそうな箇所を入念に

足付けして終了。

 

3日目。

シリコンオフで脱脂するだけでは粉が残る気がしたのでクレンザーで水荒い。

4日目。

シリコンオフで完璧に脱脂。

5日目。

プラサフとやらを塗ってみる。

ちゃんと40℃前後のお湯で温めておきます。

勿論全てSOFT99で統一し、クリアはウレタンを用意してあります。

普通はやらないのかも知れないが裏も養生した。

仕事から帰ってからやるしかなく、外で出来ないので段ボールと新聞紙とビニールシートを

駆使して男の部屋塗りである。

翌日、サフが垂れた箇所にペーパーを掛けるとペーパーの余った部分が正常な塗膜を

削ってしまい下地が出てしまう激ウザ現象が多発し発狂。

 

これを2日繰り返し遂に今日。

遂に本塗りを開始する。

カラーは日産用スーパーブラック。

本日はベランダでの作業。

まずはバラ吹き。

これを行なう事で塗装を垂れ難くします。

我ながらプロい。

今日は風もなく暖かかったので15分程度乾燥させてから2回目を塗装。

「行けるぜ…」そう思った。

また15分待ち、3回目を塗装。

「もうダメかも知れない…」そう思った。

塗装を垂れ難くした筈のバラ吹きが台無しである。

よく、「垂れは後で修正出来るから垂れを恐れるな」的な事が書いてあるのだが、

素人は垂れた瞬間に全てを諦めたくなるのだ。

以前の私なら垂れを我慢出来ずに柔らかいままカッターで削ぎ落そうとしてぐちゃぐちゃに

して慟哭確定です。

しかし40を目前にしてようやく耐える事の大切さを知りつつあるのでここはじっと我慢…

 

「アンダーカウルは形が単純だから簡単っす」と思っていたのだが、塗ると初めて分かる

極めて垂れを誘発し易い形状をしているではないか。

缶には15~25cm程度離して噴射と書いてあるのだが、季節もあるのだろう。

15cm未満な感じでやらないと艶が出ない。

 

今回はソリッドなので本来クリアーは必要ないのだが、私はステッカーの上からクリアを

塗りたいのです。

ステッカーがクリアを弾かないという確認はまだ出来ていませんが…

どうせまた足付けするとは言ってもこの時点である程度艶が出ていないと気持ちが悪い。

また垂れたとこ磨く時にプラサフの時と同じ様に下地が出たら気絶すると思うので

ここは過剰に塗り重ねて取り代を多くしようという算段で7回塗りました(缶2本半)。

3箇所、軽微な垂れがあるが私が真面目に1週間手を出さずにいられれば修正は

出来ると思われる。

問題は1週間も垂れを忘れて生活が出来るか否かである。つらいぜ…

乞うご期待…