こんばんは。
明日からまた急遽夜勤になったのでこんな時間に書いています。
いやぁ、今日は衝撃的でした。
私、基本的に車とかバイクの試乗って全然興味がない人間でして、
買う気がないなら乗る必要がないと考えるタイプなんです。
Tさんはジス男を買ってもうすぐ3年。
サーキットを走ってみてどうしてもSSが乗りたくなり、買い替えを検討しています。
しかしTさんが求める条件は、
・下からトルクがある
・タンデムツーが出来る(タンデムシートの座面が広い)
・ポジションが楽
なのにSSである事というSSにとっては鬼畜としか言い様がない条件です。
しかしこの条件を満たすリッターSSがあるらしいので私も試乗に同行する事にしました。
そのバイクがこれ。
GSX-R1000R
このカラーリングとサイレンサーの大きさは個人的には耐え難い…
現物を見る限り、青のワークスカラーが一番無難に思えました。
非常に残念な事に、R1000RよりもR1000の方が色使いのセンスがいい気がしてならない。
しかしR1000Rはバランスフリーフォーク、オートブリッパー、フロント左右のポジションランプ等、
あからさまに欲しい装備が付いている。
ちゃっかり試乗します。
跨った瞬間に思ったのは、普段アル男君に乗ってるのもあって若干重い。当たり前ですが…
そしてハンドルがやたらと高い。
アル男君の場合は手が膝より下に来るのだが、
膝よりかなり高くツーリングポジションをキープしても疲れなさそう。
シート高も825mmと、アル男君より25mm低いので足付きもかなりいい。
走り出してみると、トルクの出方が超絶リニアでツアラーに乗ってる様な感覚だった。
シフターのアップダウンも回転数に関わらずスムーズ。
何とも親しみやすい良く出来たバイクという印象でした。
その分刺激は少ないです。
日本人の生真面目さがそのまま表現されたバイクとでも言いましょうか。
我ながら絶妙な表現だと思います。
Tさんは奥さんがタンデム出来るかを確認。
Tさんの腰に巻かれたタンデム用のベルトのグリップを奥さんが握ってるんですが、
乗馬の手綱みたい(*ノ∀`*)どーどー!!!!!!
奥さん的には跳ねると落ちそうになるのと、Tさんが前傾になる事で風を受けるのが気になる
そうなのだが、景色が良く見えるから悪くはないと評価。
ボソっと、「どうせ私がダメって言っても買う事になっとるんだわ」だそうです♪
まあTさんの要求を満たすSSは間違いなくこれしかないと思うのでこれにすればいいんです。
それなのに非現実的なバイクの試乗をすべく、東郷のオートプラネットに移動。
超絶領域、パニガーレV4Sを試乗します…
初めて知ったんですが、これってアイドリングでは気筒休止で2発になるんですね。
4発なのに2発の鼓動も味わえるなんて…
ただ猛烈にうるさいです。
先にTさんが試乗。
私は乗ったら間違いなく欲しくなると思っていたのでこれまでずっと試乗を避けてましたが、
遂に乗ってしまった。
買えもしないバイクの試乗だし…最短コースですぐ引き返そ…
と思いながら、1速で軽くワイドオープンしてみた。
な…何だとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
これまで味わった事もない突然訪れるとてつもない暴力的加速Gに危うく振り落とされそうに…
14R、ブルターレとそこそこ加速力のあるバイクに乗って来ましたが、
これは異次元の加速です…
単に加速感が凄いとかじゃなくて、実際に狂ってるとしか思えない加速ですね…
もうね、この感覚が抜けるまでアル男君に乗らないようにしないとショックで気絶します…
数百メートルで引き返すつもりが気が付いたら試乗コースを大幅に逸れて軽いツーリングを
してましたね。地元なのに迷子になりましたから。
噂には聞いてましたが、ここまで狂った乗り物だったとは…
あまりの衝撃にR1000Rが完全に霞んでしまいショックを隠しきれないT氏であった。
帰宅後、無性にアル男君に乗りたくなった。
「いや…今日は止めておこう…」
で、ずっと気になっていたとこを掃除すべくアンダーカウルを外して掃除。
中央のボルトの酸化みたいのがやたらと気になってたのでこのボルトを掃除したかったのです。
1箇所やると歯止めが利かなくなって無理な姿勢で掃除してたら気分が悪くなりました…
特殊掃除用具を駆使して極限までバリアスコートで掃除。
今日はこれで満足しておこう…
パニの試乗後、半強制的に見積もりを提示されたTさん。
お値段も狂ってます。
アル男君2台+中古のアル男君1台買えますな( TДT)
あの感覚が抜けるまで1カ月くらい掛かりそうです( ;∀;)