ねんきん定期便が今年は来ないなぁ~と思いつつ、それのカスタマーセンターっぽいところに電話したところ、
ねんきん定期便は、年金が加入状況にある人に送るものだそうで、
62歳無職の私には送付しないそうです。
さらに私が問い合わせた先では、国民年金と厚生年金のデータは分かるが、
旧共済年金のデータは別所の管轄とのことで、
私のような共済年金加入期間がある者の年金受給額の全貌はお示しできないそうだ。
まぁ、60歳の誕生日を過ぎて、ようやく年金支払いの義務を脱した私にとって、昨年まで来ていたねんきん定期便の内容は今年でも変わるワケもないから、定期便が来なくても、良いっちゃあ良いのだけども、
毎年届いていたものが無いのも気持ち悪いので、ネットの『ねんきんネット』に登録して、常に自分のデータを見れるようにしようと思い立った。
ところが、これがすんなりと登録できない。
ねんきん定期便に書かれているコードを使うのだが、昨年の定期便のコードでは旧いとしてはじかれるのだ。
定期便が送られない対象者だからということで、ねんきんネットに登録しようかと思ったのに、定期便の最新コードが要るとは矛盾を感じる。
郵送のやりとりで何やらコードを得る方法もあるようだが、面倒くさい。
ところで昨今、保険会社などがやたらとネットの自社のサイトに加入者を登録させようと、
その通知状を送って来たり電話で促したりして来る。
私にも母にもそういった依頼が来るが、
そのネットで登録が実に不親切で面倒くさい!
そもそも高齢者にはムリに近いことである。
ねんきんネット登録は諦めて、マイナカードを使ってねんきんネットにアクセスする方法もあるので、そっちにトライした。
マイナポータルというサイトをダウンロードして、いざ!と思ったら、
『NFCをオンにしろ』とのこと。
私はおサイフケータイとかやったこと無い人なので、NFCとは?から調べることになった。
私のスマホの仕様なのか分からないが、充電中にはNFCをオン設置にできないということに気付くのに苦労した。
その後、なんぼマイナカードをスマホにかざしても読み込まず、ようやくマイナカードの裏面のデータチップみたいなところにかざして読み込んだ。
マイナカードをかざすやり方の説明イラストは、マイナカードの表側をかざすように描かれており、これも不親切極まりない。というか、虚偽説明でしょうに。
四苦八苦の末にねんきんネットに入って行き、内容を見ると、
先ほどのカスタマーセンターと同様に、共済年金のデータを把握していない数字もあり、
これって、知らない人が見たら、金額が少なすぎて真っ青になるんじゃなかろうか?
という具合で、ねんきんネットも私としては、足りない機能があると感じた次第です。
ねんきん定期便に端を発して、いろいろ悪戦苦闘したが、
どうにもネットのサイトに導かれても、満足が得られないことが多々ある!ということを実感するに至っただけであった。
マンパワーの省力化のためにネットサイトを作ることはよろしいのだけど、
痒いところに手が届くように、キッチリ作れ!とツヨく言いたい。
本当に人に聴いた方が手っ取り早いことが多くて、苦労してネットサイトに登録する意味が微妙である。
さて、年度がらみでもうひとつ。
国民年金の任意加入のことだ。
私は学生期間の国民年金を納付していなかったので、追加で納付期間を増やせる余地がある。
が、
1年分(約20万円)追加で納付すると、年金の支給額は年2万円増えるそうだ。
10年で元が取れて以降は得になるということだ。
私は今62歳だから約3年分追加で納付が可能だが、年6万円を増やす意味があるか?ということだ。
あまり意味を感じない。
それどころか、来年度の年金制度改正で、国民年金加入期間を65歳まで延ばす可能性もあるらしい。
任意加入じゃなく強制される訳だ。
私は加入期間延長になったら、 免除申請をするつもりです。