家族旅行で学校休むことの賛否 | 日々是好日

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日常で思うことを書きます。

⚪リエモンが度々言ってるが、『GWにいっせいに休んで移動せず、有休を使って分散してレジャーに行くべきで、その際に子どもも学校を休ませても良いじゃないか』というテーゼがある。

その『家族旅行で学校を休ませる』ことの賛否についてのネット記事があった。


今日日、私事で学校を休ませることにとやかく言う?と思っていたが、まだまだいい顔をしないのが現状らしい。


色々とよろしくないとする理由が載っていたが、私には些細な理由にしか思えない。

思うに、1番の理由の本当のところは、

他の児童への影響の心配じゃないかと考える。

『誰々ちゃん家は学校休んでデズニー行くんだって』と大多数の学校を休ませてレジャーに行くことをしない子どもたちが羨んだり逆に疎外したりする発火点になることへの危惧。

子どもたちは⚪リエモンみたいに合理的にドラスティックに割り切れないので、休んでデズニーにホイホイ行くような特異な存在が現れると、メンタル的に揺れ動く。


親サイドは何とか理屈で理解しても、子どもたちを含めて『休んでデズニー』が普通になるには時間も段階もまだまだかかるだろう。


学校を休むと『学習の遅れ』が心配とする声は依然多いが、本当か?と思う。

数日休んで取り返しがつかないような内容など、義務教育にはないだろう。

そもそも学習の遅れを心配するほど、学校に学習の効果を全面的に依存している家庭はあるのか?むしろ学校にそこのところは期待せずに塾通いで補うというより塾をもはや主とする方が多いのでは?


私が小学生時分(半世紀前w)、私の大好きな大相撲の観戦チケットが手に入り、ウイークデーに午後早退を願い出た(母が)時の担任の渋~い顔を思い出す。担任は『早退の理由を他の児童に正直に話さないように!』とキツく戒めた。私は親戚の急な不幸という体で神妙な顔をして早退した。


一方、友人でピアノで作曲して、某番組に応募して採用されて収録に参加することになって、そのために休むことになった子がいたが、そっちの方は秘密裏ではなくてむしろ先生は誇らしげにクラスにアナウンスしていたが、

私の件とどっちも私事じゃねえかよ!と思った。


といったはるか昔の思い出話だが、

今もって変わらんなぁと思うのは、

学校というところの何とも狭っ苦しい、事なかれ主義的で、色彩感の乏しい思考回路のところだ。

って私は昨今の学校は知らんけども。