箱根駅伝が終わった。
最後はなかなか見られない逆転だった。
20kmという距離は、常に無事に実力通りに走りきれるモノでは無いということが分かった。
陸上競技では、10000m走以上の長距離種目はマラソンしか無くて、
マラソンランナーじゃない長距離選手が20kmをきちんと走る練習を日常的にする必要性は無いのだろうと想像する。
したがって、走ってみないと、前評判通りいくかは分からないというところが、箱根駅伝の魅力なのだろう。
箱根駅伝を視ているとよく思うのが、
関西でも同じように比叡山にでも上る駅伝をやれば面白いのにということだ。
と思ったら、関西でも実は駅伝大会をずっと実施しているとのことだ。
比叡山はのぼらないが、京阪神をコースに80km8区間程度のレースらしい。
時に奈良県内1周だったり琵琶湖1周だったりして、最近は丹後半島を舞台にしているそうだ。
全国ニュースでも視たこと無いので知らなかったが、ちゃんとやっている訳だ。
箱根駅伝と異なるのは、1区間が10km程度というところだが、長距離競技的には、丁度よいと言える。
ということであるならば、それぞれの大会に、交流校枠を設けて実施すれば、盛り上がりそうだし、関東の大学への有力選手の集中も緩和されるのでは?と思うのは、あさはかなのだろうか?
沿道観戦がけっこういたことが、観戦自粛の要請の限界だみたいな批判が散見されるが、
大会発表では、観戦者数は例年の85%減とのこと。
コースが東京神奈川の幹線道路であることを考えれば、近所の住民がちょっと見ちゃうのは仕方ないだろう。
初詣がゼロにできないのだから、沿道観戦もそこそこいるでしょうね。
となると、昨年夏の各スポーツの大会中止は、気の毒さが際立つ。
やりようによっては、可能だったものもあっただろう。
有名人のコロナ感染者も、初期に感染した人は、えらい叩かれようで、今思えば、かわいそうだった。(⚪田純一とか)
とはいうものの、この夏のオリンピックは、別問題だろう。
やってやれなくはないだろうが、日本中に感染が新たに蔓延しそうで、
一般市民へのとばっちり感がハンパないことになりそうだ。
最低でも無観客試合くらいにした方が良さそうと思うが。