「・・・・・・」
「どしたよ。なんかやる気なさそうじゃん。
つか服装普段着じゃん。大会なのに衣装変えねえの?
ってかすげえ嫌そうなオーラを感じるのは気のせい?
まぁ気のせいだよなきっと、うん。
ってかさー、俺この世界に戻ったの
実際のところ数年ぶりなわけでさ。
戻ってきたと思ったら大舞台じゃなくて
こういうミニ大会っていうのは結構軽んじられてるよな。
俺実力最強なんだぜ?
世界の1つや2つならぽぽぽーんと壊せるくらいには。
それなのに扱いが不遇っていうかさ。
ここまであごで使われる最強他にいねーってか。」
「うるさいんだよなぁ!!!!
答えてもねえのにべらべらと!!!」
「どしたよ。急に怒りだして。
口下手なのかと思ったから
気を遣って会話が途切れないようにしてたんだろ。」
「俺からの返答がなかった時点で
会話になってねえんだよ・・・・・・」
「まぁ怒り出したのは俺のせいとして。
それ以前からなんかやる気ねえ感じがしてな。」
「この企画始まったの2月だぞ。
4ヶ月近く放置されてようやく試合じゃ
やる気も失せるわ。」
「そこは作者がアニメやゲームに忙しかったんだよ。
締め切りに追われない解放感を味わったのさ。」
「・・・・・・まぁいいさ。
そこは作者に直接言うとして。」
「てめえにはムカついたから普通にボコす。」
「やる気を出してくれたようで安心だぜ。
で、どっちがいい?先攻?後攻?」
「後攻だ。」
「オーケイ。じゃ、俺が先攻だ。
それじゃ始めよーぜ。」
「スタンドアップ!!」
「ヴァンガード!!」
「リザードランナー アンドゥー」
「ぐらいむ!!」
「鉄球竜 アンキボーラーにライド!
アンドゥーのスキルで1枚ドロー!」
「ライド!小さな賢者 マロン!
ぐらいむのスキルでドローとシールド獲得!
マロンでヴァンガードにアタック!!」
「ノーガード」
「ドライブチェック!!」
「ダメージチェック」
「ドロートリガーで1枚ドロー。
ヒールトリガーでダメージ回復。」
「チッ・・・・・・運のいい野郎だ。」
「悪いね、俺最強なんだ。
ネハーレンにライドし、アタック。」
「ノーガード」
「ドライブチェック」
「っ・・・・・・!!」
「な?最強だろ?」
(チッ・・・・・・気に入らねえ奴だ。
だが油断できねえ相手なのも今の攻防で分かった。
トリガーを操っているとすら錯覚する怪物。
鎖龍やロウガと同じタイプと考えておくべきだな。)
「ラモラックにライド!
ヴァンガードにアタック!」
「へぇ、てっきり思いっきり攻められるもんかと。」
「・・・・・・受けるか、受けねえのか。」
「ノーガード。」
「ドライブチェック」
「『見』に回ったあんたの動きに
トリガーが呼応してるねえ。」
4ターン終了
先攻:フォートレス
手札8(☆トリガー)
ダメージ2(表2) ソウル2 トリガー推定13
リアガード0
後攻:蛇島
手札10(☆トリガー、引トリガー、シールド)
ダメージ2(表2) ソウル2 トリガー推定14
リアガード0
「ライド!キーディスト・ドラゴン!!」
「鎧の化身 バーをコール!
バーのブーストでアタックだ!」
「・・・・・・完全ガード!」
「おいおい、そう警戒するなよ。」
(・・・・・・警戒してなきゃ
一気に詰められてたな。
適当に相手出来ると思っていたが
こいつ・・・・・・飛び抜けて強い。)
5ターン終了
先攻:フォートレス
手札9(☆トリガー×3)
ダメージ2(表2) ソウル3 トリガー推定11
リアガード1 V後:バー
後攻:蛇島
手札8(☆トリガー、シールド)
ダメージ2(表2) ソウル2 トリガー推定14
リアガード0
「ライド!集成の騎士 フィルノ!!」
「フォースⅡ獲得!Vサークルにセット!
手札のスタードライブを捨て、
ジェネレーションゾーン解放!!」
「何が出るかな、何が出るかな~ってな。」
「ストライドジェネレーション!!」
「なんだこりゃ?アシュラ・カイザーか?」
「闘神 アシュラ・カイザーだな。
ドロップゾーンのG3を1枚デッキに戻してシャッフル。
そしてドライブチェックでG3が出た時に
アシュラ・カイザーのハーツがあれば
リアガードを4体スタンドさせることが出来る。
お前、今コストでG3のスタードライブ捨てたよな。
そいつがコストになるし、ハーツのカード指定も
このレギュレーションのルールで解決してる。
後はドライブチェックでG3が出るかどうかだ。」
「出ることを見越して
貯めこんだ手札を使わせてもらうぜ!!コール!」
「闘神アシュラのスキル発動!
ドロップのスタードライブをデッキに戻して
デッキをシャッフル!その後スキル獲得!
マロンのブースト!ギャラティンでアタック!」
「ノーガードでダメージチェック」
Damage
「アレンのブースト!ルークスでアタックだ!」
「ラクシャでガード。」
「闘神アシュラでアタック!P26000☆2!!」
「完全ガード!」
「トリプルドライブ!!」
「トリガー効果をルークス、ギャラティンへ!
そしてG3のブライトグラスが出たことで
アシュラの獲得したスキル!
リアガード4体を全てスタンドする!!
パワーはこれで両ラインともP28000!
さらにギャラティンは☆2!!アタックだ!!」
「ジェネレーションガード起動!
なんか来ーーーーーーい!!!」
「スカラベガスのスキル発動!
相手のレストしているユニットが
2体以上いればシールド+5000!ガード成功!」
「アレンのブースト!
ルークスでヴァンガードにアタック!」
「そこはまぁ・・・・・・受ける。」
Damage
「ターンエンドだ。
そこそこには追い込めたじゃねえの。」
6ターン終了
先攻:フォートレス
手札5(☆トリガー×2)
ダメージ4(表4) ソウル3 トリガー推定10
リアガード1 V後:バー
後攻:蛇島
手札6(ブライトグラス、☆トリガー×2、治トリガー、シールド)
ダメージ2(表2) ソウル3 トリガー推定12
リアガード4 右前:ルークス 右後:アレン
左前:ギャラティン 左後:マロン
「俺のターン、スタンドアンドドロー!
手札のターを捨て、ジェネレーションゾーン解放!」
(派手な展開をして火力に繋いだが
ここで厄介なのはそれを直接焼きに来るGユニット。
かげろうやなるかみ辺りが厄介だが・・・・・・)
「おー、ラッキー。これは当たりだ。
創世竜 トランスエルス・メサイア!!」
「メサイアだと・・・・・・!?」
「こいつは登場時にGB2なら
CB1とGゾーンの同名カードを表にすることで
全ファイターのリアガードを呪縛し、
この効果で呪縛されてないカードを解呪する。
と言っても、このルールじゃ
ただの全体呪縛だ。俺もちょっと影響受ける。」
「チッ・・・・・・!俺の影響に比べれば
微々たるもんだろうが・・・・・・・!」
「アガルーダをコール!
トランスエルスでヴァンガードにアタック!」
(トリガー受けもしっかり用意した・・・・・・
運だけの大雑把な野郎じゃねえか。
そもそも、GB2の存在を加味してるからこそ
さっきの防御で無理やりGガーディアンを呼んだ。
シンプルに強ぇな・・・・・・)
「俺は2体のエポナでガードする。
これで2枚貫通だ。」
「お?いいの?俺相手に2枚貫通なんて。」
「クリティカルがとっくに3枚見えてる。
残りのクリティカルは5枚。
それを3枚引いて殺されるのなら
もうどうしようもねえ。
だが他のトリガーが混ざった貫通なら
まだ致命傷にはならねえからな。」
「おー、流石だなー。よく考えてる。
行くぜ、トリプルドライブ!!」
「・・・・・・貫通!」
「たかが2点だ・・・・・・」
「ターンエンド。」
7ターン終了
先攻:フォートレス
手札8(キーディスト、☆トリガー×2、引トリガー)
ダメージ4(表3) ソウル3 トリガー推定8
リアガード2 右前:アガルーダ V後:バー
後攻:蛇島
手札4(ブライトグラス、治トリガー、シールド)
ダメージ4(表4) ソウル3 トリガー推定11
リアガード0
呪縛4 右前:ルークス 右後:アレン
左前:ギャラティン 左後:マロン
「スタンドアンドドロー・・・・・・
ブライトグラスを捨て、ジェネレーションゾーン解放!」
(リアガードが呪縛された以上
このターンでのフィニッシュは難しい。
可能なら、オラクル当たりの
アドバンテージを直で稼ぐカードが望ましい。)
「ストライド・・・・・・ジェネレーション!!」
「んだこりゃ?破壊暴君 ツインテンペスト?
CB2SB2リアガード3体を退却させる?
バトル終了時にコストを払うと
全てのファイターのリアガードを全退却??」
「んだよこのクソカードはよぉ!!!!!!
つかなんだこれ?レリーフ加工されてんじゃねえか!
ってことは何だ?これパックでは当たりなのか!?
ぜってー外れじゃねえかよオイ!!!」
「発表当時から終わってたカードだしな、それ。」
「ツインテンペストでアタック!!
リアガードいねえから効果使えねえし
いたとしても使わねえわこんなゲロ重い効果!!」
「完全ガードだ。」
「トリプルドライブ!!」
「攻撃終了だな。呪縛カードは全部解呪だ。」
8ターン終了
先攻:フォートレス
手札6(キーディスト、☆トリガー×2)
ダメージ4(表3) ソウル3 トリガー推定8
リアガード2 右前:アガルーダ V後:バー
後攻:蛇島
手札7(フィルノ、守護者、☆トリガー、治トリガー、シールド)
ダメージ4(表4) ソウル3 トリガー推定10
リアガード4 右前:ルークス 右後:アレン
左前:ギャラティン 左後:マロン
「行くぜ!ペルソナライド!
キーディスト・ドラゴン!」
「1枚引き、このターン中前列にP+10000!
ラクシャを捨て、ジェネレーションゾーン解放!」
(完全ガード1回とジェネレーションガード1回。
後は他のガードを組み合わせれば
バニラGユニットの火力くらいなら耐えられる。
Vスタンド、Rスタンド辺りが来たらアウト・・・・・・)
「来たぜ!撃墜帝王 ヴァイオレンス・エース!!」
「スパブラのGユニット・・・・・・!!」
「ヴァイオレンス・エースのスキル発動!
CB1とGゾーン1枚を表にすることで
Gゾーンの表の枚数と同じ数カードを引き、
スキルを獲得する!
俺はカードを4枚引き、ヴァイオレンス・エースは
スキルを獲得する!
俺はさらにクレステッド、ラームをコール!
ヴァイオレンス・エースの獲得したスキル発動!
SB1でユニット1体にP+10000!
ソウル4枚を使い、クレステッドとラームにP+20000!」
「馬鹿げてやがる・・・・・・!!」
「クレステッドでアタック!P40000!」
「ノーガード!!」
「ヴァイオレンス・エースでアタック!!P36000!」
「完全ガード!!」
「トリプルドライブ!」
「ヒールトリガー!パワーはラームへ!
ラームでアタック!P50000!!」
「クソキツイ攻撃だがなぁ・・・・・・
ふろうがる、エレイン、クイックシールド!
これで合計シールド40000!ガード成功だ!!」
「相手のガーディアンが2枚以上になった時、
ヴァイオレンス・エースのスキル発動。
CB1とリアガード1体をソウルに置き、
手札から1体スペリオルコールする。
俺はクレステッドをソウルに置き、
手札からキーディスト・ドラゴンをコール!」
「何ィ!!?」
「キーディスト・ドラゴンで追撃!P23000!!」
(インターセプトを使っても
ガーディアンは結局2枚以上になっちまう。
どっちみち攻撃は防げない・・・・・・!!
俺の正解は・・・・・・)
「とっとと山札の上に賭ける・・・・・・だったな。」
「俺の勝ちだ。おつかれーい。」
「トランスエルスで妨害。
ヴァイオレンス・エースでとどめ・・・・・・
気に入らねえが、てめえはあの怪物どもと
似たような運命力を持ってるようだな。」
「あんたも別に悪くないと思うぜー?
今度はお互いに全力で戦える場だといいな。」
「あぁ・・・・・・次は全力でぶちのめす。」
「おー怖。」