「では行くぞ・・・・・・!」

 

「おう・・・・・・!!」

 

「デュエル開始の宣言をしろぉ!!」

 

「デュエル開始ィ!!!」

 

「俺はフィールド魔法『転回操車』を発動!

このカードが存在する時に機械族・地属性・

LV10以上のモンスターを召喚・特殊召喚した時

デッキから攻撃力1800以上の機械族・地属性・

LV4モンスター1体を特殊召喚し、

そのモンスターのレベルを10にする!」

 

「手札の深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイトは

攻撃力を0にすることでリリースなしで召喚できる!

そして転回操車の効果により、デッキから

爆走軌道フライング・ペガサスを特殊召喚!

フライング・ペガサスのレベルを10に!」

 

「レベルが同じモンスターを2体・・・・・・来るぞ!」

 

「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!

エクシーズ召喚!!

現れろ!No.81!超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ!!」

 

「こいつは効果を使うことで

カード効果への完全耐性を与えるんだ!

俺はこれでターン終了!」

 

(守備力4000のスペリオル・ドーラ!

しかも効果では除去できない!

これはかなりの壁になるはず・・・・・・!)

 

「ライド・・・・・・鎧の化身 バー」

 

「は・・・・・・」

 

「コール、鎧の化身 バー」

 

「いやいやいやいや」

 

「バーでアタック!スペリオル・ドーラを切り刻め!」

 

「待て待て待て待て」

 

「バーでダイレクトアタック!8000ダメージだ。」

 

LP8000 → LP0

 

「勝者、鎖龍!!」

 

「おかしいだろ!!デュエルやってたんじゃねえの!?」

 

「誰も遊戯王とは言ってねえだろ。」

 

「何やってんだよお前らは。」

 

「カードゲームだよ。」

 

「間違いないね。」

 

「納得できねえ・・・・・・なんだこの負け方!」

 

「まぁ、納得は出来ねえだろうな。」

 

「デッキを変える!今度はこいつで勝負してやる!」

 

(俺の速攻型!デュエマのバイクなら行ける!)

 

「俺はブラックゾーンをマナに埋めてターンエンド!」

 

「後攻譲ったらこっちの方が早いの分かんないかね?」

 

「げええええええええええええええ!!!?」

 

「そもそもこっちも最速3キル

後攻なら最速2キル行けるっての。

デュエマ相手は終盤のデカブツのパワーに

勝てねえってだけで序盤はガン有利取ってるわ。」

 

「な、なんなら勝てるってんだ・・・・・・!」

 

「王道のカードゲームがだらしねえなぁオイ。

だがヴァンガードだって10年以上続くロングセラーよ。

人気カードゲームにそうそう負けるかっての!!」

 

「よし、俺と勝負だ。

攻撃が怖いから鎖龍が先攻ね。」

 

「いいぜぇ?なんだってかかってこいや!

おら、鎧の化身 バーにライド!!」

 

「コラッタ!【かじる】!相手に30ダメージ。」

 

「なんだとぉ!!?」

Damage

 

「おい鎧の化身がコラッタにかじられて死んだぞ。」

 

「あ、ありえん!もう一度だ!

鎧の化身 バーにライド!!」

 

「オニスズメ!【つつく】!相手に20ダメージ。」

 

「オニスズメにつつかれてバーが死んだだと!?」

Damage

 

「ドラゴニック・オーバーロードだろうと

ブラスター・ブレードだろうと一撃必殺だな。」

 

「デュエマと遊戯王にはルール上勝てないが

対ヴァンガードには無類の強さを誇るのがポケカさ!」

 

「そもそもカードゲームは

別のカードゲームを混ぜて遊ぶように出来てない。」

 

「それ言っちゃったら無粋じゃない。」

 

「うーっす・・・・・・何やってんだ新年早々。」

 

「色んなカードゲームを混ぜて対戦していたんだよ。」

 

「それなんてゲーt」

 

「火種になるから全部は言っちゃだめ。」

 

「まぁ滅茶苦茶ではあるが・・・・・・」

 

「こういうのは言ったもん勝ちさ。

例えば遊戯王のバーンカードは全部

ライフポイントにしかダメージを与えられない。

だからライフなんて概念がない

ヴァンガードやデュエマ相手には意味がない、とか。」

 

「遊戯王で他のゲームにどう勝てば・・・・・・」

 

「あ、勝てるよ?やってみせようか?」

 

「どうやるんだよ。」

 

「じゃあ亜紀、壁になって。」

 

「おう。」

 

(あれ?今壁って言った?)

 

「俺は王立魔法図書館を召喚。」

 

「・・・・・・」

 

「そして成金ゴブリンを発動し・・・・・・」

 

「分かったもういいやめてくれ。」

 

「え?まだ何やるか言ってないじゃん。」

 

「エクゾディアが飛んでくるのが分かったから

もうやめてくれって言ってんだよ。」

 

「確かに特殊勝利なら

あらゆるカードゲームのルールは関係ねえな。」

 

「手札誘発って概念も他TCGじゃ皆無だからな。

こういうソリティアに限って言えば

同じ遊戯王のデッキとやるより格段に勝率いいだろ。」

 

「さっきのデュエマVSヴァンガードも

デュエマのデッキをトリガービートにすれば

多分勝てないことはないんじゃないかな。

こっちも普通のデュエマ対戦では生きないけど

異種格闘技に向けて戦えるように調整すれば。」

 

「確かに遊戯王やデュエマだと

そういう柔軟な戦い方が出来そうだな。

ヴァンガードでそれをやろうとすると・・・・・・」

 

「リンクジョーカーの呪縛とかはどうするんだ?」

 

「遊戯王なら裏側で除外して

エンドフェイズに表で戻ってくるとか。」

 

「裏側攻撃表示とかも考えたが

それだと攻撃するのに壁になるからな。

使えなくするという点ではそれが妥当か。」

 

「デュエマの封印とかどうよ。

他のTCGにコマンドなんてねえだろ。」

 

「エネミーコントローラーで

コマンドなら入力できるよ。」

 

「いや、なしだろその解釈!」

 

「ジガディラスはどうやって使えばいいんだ?」

 

「え?ジガディラスって何。」

 

「ジガディラス・ウルザケルガ」

 

「うーわ懐かし」

 

「いやごめんルール分かんない。」

 

「俺も分かんない。」

 

「なら持ってくんな。」

 

「食らえ蛇さん!【俺様の美技に酔いな】!」

 

「行け!越っ前~!」

 

「それテニミュ。つーかそれ叫ぶなら

リョーマのカード持ってこいよ。」

※いい画像がありませんでした。

 

「なんだ今日のこれ。

脈絡もない単発ネタの嵐じゃねえか。」

 

「まぁこれくらいやりたい放題でいいだろ。

他の奴等が出てくる時は自重するが

これくらい適当で騒がしい方が昔を思い出せる。

俺たちの回に凝ったストーリーはいらん。」

 

「ま、そうだな。」

 

「ってことで、楽しくやろうぜ。

これ使えよ、貸してやる。」

 

「おう。で、これは何のカードだ・・・・・・」

 

「つけもの」

 

「TSU☆KE☆MO☆NO!?」