「皆、こんにちは。『チャンピオンへの道』で

毒タイプのバトル・ガーディアンとして君臨するボアです。

このコーナーはこのブログ初

『管理人以外が単独で行う記事』になってるみたい。

管理人曰く・・・・・・」

 

『こうでもしねえと

お前の出番がないだろ。最近本編で出てねえし。

お前は重要ポジだから読者に忘れられても困る。』

 

「だってさ。まぁ僕も最近の出番が

少ないことは分かってはいたんだけどね。

ストーリーの都合上仕方ないことだし、

僕は沈黙の森で彼を待つことにするよ。」

 

「じゃあ、講座を始めていこうか。

今日のテーマはヒスイの相棒のダイダロスだね。

・・・・・・名前の元ネタはギリシャ神話みたいだ。

僕が語るよりも概要を載せたほうがいいかな。」

 

・ダイダロス

ギリシャ神話に登場する大工、発明家。

名前は『巧みな工人』という意味がある。

斧、錘(おもり)、水準器、神像などを発明したとされる。

軍船のマストや帆を考案したり、

ミノタウルスを閉じ込める迷宮を建設した一方で

故郷アテーナイでは鋸(のこぎり)を発明した

タロースの才能を恐れ、殺害した。

 

「このダイダロスという名前自体は

色々な作品で見かけるね。

実在する航空機の名前だったり、

SFアクションやロボットアニメの戦艦だったりね。

そういった強そうなイメージをもって

つけられた名前がヒスイのダイダロスなのかも。」

 

「では、詳しい型の説明の前に

ギャラドスの種族値を見てみようか。

メガシンカした姿であるメガギャラドスも含めてね。」

 

ギャラドス

タイプ:みず・ひこう

特性:いかく・(じしんかじょう)

H95

A125

B79

C60

D100

S81

 

メガギャラドス

タイプ:みず・あく

特性:かたやぶり

H95

A155

B109

C70

D130

S81

 

「まぁ種族値的にも実績的にも

非常に強力なポケモンであることは

ポケモントレーナー周知の事実だね。

HDは中の上くらい。Aは高め。

BCSは低めってところかな。

でもSは際立って遅いってわけじゃないし

Bは特性のいかくである程度カバーできる。

Cなんて全く使わない。

ってことを考えるなら

かなりバランスのとれたステータスと言えるね。」

 

「さて、ヒスイはこのギャラドスというポケモンを

実に3つの型に分けて育成している。

1つ目は『ラム竜舞』

2つ目は『メガシンカ』

3つ目は『HBゴツメ』

3つとも実績のあるギャラドスの有名な型だね。

1つずつ、ヒスイの育成した型を見ていこう。」

 

1.ラム竜舞型

ダイダロス

性格:ようき

努力:H4 AS252

道具:ラムのみ

たきのぼり

じしん

こおりのキバ

りゅうのまい

 

「強力な積み技である

りゅうのまいをベースにしたギャラドスだね。

もともとのHDの高さといかくによる実質のB上昇。

これで確実に1回は攻撃を耐えるから

その隙にりゅうのまいを積んでいくのが戦い方だ。

もし先制で状態異常技が飛んできても

ラムのみが補ってくれるわけだね。

起点作りとして状態異常を仕掛けてくる相手。

キノコのほうし、あくび、でんじはを

気にすることなく積めるのは優秀だ。」

 

「ヒスイは以前、この型を性格をいじっぱりで

育成していたみたいだけどやめたみたいだ。

理由は竜舞を1回使用した後に

抜ける相手に大きな差がでるから。

準速(性格補正なし、努力値全振り)のギャラドスが

りゅうのまいを1回使った後の実数値は199

この数値は準速145族、最速126族抜き。

具体的に言えばメガジュカイン、メガスピアー、

ファイアローといったポケモンだね。

最速68族スカーフと準速80族スカーフも抜けるよ。

準速80だとシャンデラやマンムー、カイリュー辺りかな。」

 

「ようき最速の場合は

りゅうのまい1回の実数値は219

抜ける相手は

最速145族、準速160族(テッカニン)

最速80族スカーフ、準速93族スカーフ(オドリドリ)

最速145族を抜けるスピードというのは非常に大きく、

S補正がなければ苦手なカプ・コケコも抜ける。

さらに攻撃1段階上昇のじしんで確定1発だ。

各バトルエリアのトレーナーたちは

俗に準伝説と呼ばれるポケモンを使いこなす。

そう言った意味でカプ・コケコにも

押し勝てる力を持つ最速ギャラドスにシフトした、

ということなんだろうね。」

 

「まぁ積み型の宿命として

ちょうはつに弱かったりもするけど

誰でもある程度使えるからビギナー向けじゃないかな。」

 

2.メガシンカ型

ダイダロス

性格:いじっぱり

努力:H4 AS252

道具:メガストーン

たきのぼり

じしん

こおりのキバ

りゅうのまい

 

「性格がいじっぱりになって

メガストーンを持っただけで

ラム竜舞型と全く変わらない。

まぁメガシンカをすることでタイプが変わって

4倍弱点がなくなったからコケコを

強く意識する必要がなくなった、というのがあるね。

それよりも攻撃実数値227からの竜舞で

抜群の破壊力を持たせたかったんだろう。」

 

「ヒスイは採用していないけど、

メガシンカをすることで悪タイプになるから

かみくだくも候補ではあるよ。

ただ悪タイプの技は通りが良いわけじゃない。

クレセリアやギルガルドに相性が良くなるくらいだ。

でもクレセリアは最近あまり見ないし、

そもそもメガギャラドスを見たクレセリアは

大体引っこむからそこまで強くしなくていい。

ギルガルドへはじしんでも攻撃できる。

その点を考えると

かみくだくの優先度って高くならないんだよね。」

 

3.ゴツメ型

ダイダロス

性格:わんぱく

特性:いかく

努力:H244 A4 B252 D4 S4

道具:ゴツゴツメット

たきのぼり

でんじは

ちょうはつ

こおりのキバ

 

「さて、こっちはヒスイもあまり使わず、

レーティングバトルでも見なくなったゴツメ型。

まぁ環境がカプたちの特殊アタッカーだらけだし

物理受け、という考え自体があまり通らないね。

性格と努力値を物理受けに尖らせて

でんじはやちょうはつで起点を作る。

ダイダロスを繋ぎにする型だね。

HP努力値が244なのは実数値を201にする

奇数調整というやつだね。

居座って相手の攻撃や天候などの

特殊なダメージを受ける必要のあるポケモンは

こういった調整は入念にすべきだね。」

 

「ヒスイは他にも色々と

ギャラドスについて考察して

様々な育成型の『ダイダロス』を生み出すだろうね。

まぁ安定して強いポケモンではあるから

興味があるなら考察してみるといいよ。

じゃあ、今回はここまでにしようかな。

次回はコハクが使うアローラキュウコンの紹介だね。」