私が好きなミステリーやホラーは、フィクションって分かってて
その世界を楽しむようなお話。
たとえば、昨日埋めたはずのおじいさんが 泥まみれで帰ってきた。
頭は半分解けてるし片腕無くなってるけど、おじいさんは上機嫌♪ とか
お風呂の下水からなんか音がする、だんだん近づいてくる・・・そして! とか。
そういう現実とは、かけ離れた世界のお話が好きなんだけど (それもどうかと・・・(・・。)ゞ)
このお話は、ノンフィクションなんかじゃないかと思うほど
この日本のどこかで ひっそりと起きている現実のような。
その怖さは、読んでいる時から 読み終わってから 後々何かの事件のニュースを見たとき
また思い出され 恐ろしさは消えません。
以前、この作者の「OUT」を読もうとしたんだけど、
ほんの数ページを読んだだけで それ以上読めなかった。
まるでお隣のお宅で起きていそうな、普通の生活している一般の人が巻き込まれていくようなお話で
なんかの拍子に誰もが人生を狂わされてしまう可能性があるんじゃないかと思わされる。
私、本当にそういう怖さ だめなんです。
なのに、忘れてまたこの作者の本読んじゃった。
(また、薄い文庫本で手に取りやすいの)
ドラマなんかでも 人がだまされたり、罠にはめられたり
そういうシーンがあると もうそのドラマ見られなくなります。
実際怖いのは人間だよ。
って言うの一番怖いんで。
目が飛び出たり、肉が飛び散ったりのグロテスクな表現は出てこない。
この本を読もうとしてるお嬢さんがいたとしたら
大事に大事に大切に育てられた箱入り娘さんだったら
吐き気がするかもしれませんね。
男性目線からは どう感じられるかは 全く想像出来ません。
本当に怖いもの・・・。 ってなんでしょうね。
