人物を撮る際、縦構図が多いのでストロボを効果的に 

以前書いた記事の続きになりますが、手持ちパーツに加えて新たに幾つか小物を追加してより自分が思う形態にしてみました。

従来スピードライトの補助光は、横向きの体制でカメラ本体にもともとあるコールドシューに載せるのが普通です。

ただ、縦グリップなどを付けてスマホ閲覧向けの縦構図の写真が多いのは、人物撮りをする方に多いかなと思います。

最近ではミラーレスの動画機能でも、FUJIFILM X-M5などは縦動画に対応しております。

これまでは、SNSに掲載する際に一旦収録した動画を編集の際縦に回転させる必要がありました。

 

 

例えばインスタ、YouTubeShortsやTikTokなども縦が主流ですしこの先写真に関してもCanonR3や、NikonZ9のように最初からグリップが付いているカメラが増えていく?気はします。

元々縦グリップは、縦構図で構えやすく撮りやすいですしバッテリーが追加で搭載出来たりとメリットが多く必須アイテムです。

例えば4K動画など撮っていると、バッテリー消耗が激しいので途中で収録がストップしないよう2つ目の予備電池に切り替わるのは便利です。

 

 

最近のミラーレスは動画機能が充実しているので、SNSに投稿するかどうかは別として記録として残しておくと写真と違った良さはあります。

その為に縦グリップを純正などで購入すると、撮影会などでスピードライトの補助光を使う際もっと効果的に出来たら…とか外部マイクや外部モニター、スマホを乗せたりとホットシューの使い方は幅広いのでより楽しめるわけですね。

 

 

 

L字型クイックリリースプレート ホットシューマウント付き

例えば夜間撮影をする際、縦構図で重心バランスを考慮すると別に三脚を載せる時の安価なプレートがあると便利です。

机の上に縦で置いたりも、レンズとの重さ次第で出来ますし外部マイクや動画用ライトを複数付けたりと色々幅が広がります。

例えばCanonEOS R5など専用や、どんなカメラにも対応出来るオールマィティーなシンプルものまで色々種類があるので選択肢は広いです。

ただ、縦構図や縦グリップ用に想定されたものはまだ無い?気はするのでこれからかもですね。

 

 

こういったプレートにコールドシューが縦撮りを想定してサイドに付いていたり、アレンジが可能なら非常に効率が良いのですが、他の部品を工夫して組み合わせると結果上下左右バランスも取れるのでDIYで自分好みに作るなら、色々合わせた方が良い点もあります。

私は取り敢えずコンデジなどに使っていた手持ちの凡用プレートをベースに、ストロボ用の有線コードとコールドシュー拡張アクセを追加で購入しました。

 

 

例えば横構図を想定して、コールドシューがサイドにあるプレートなどはあります。

ただこれを、縦構図で使いやすくアレンジするのは難しいので、結局シンプルなプレートに別のコールドシューの拡張アイテムを使った方がより自分好みにアレンジが可能というわけです。

取り敢えず縦構図で真上に何か載せれるように、だけだと割と簡単ですが如何に見た目をすっきりさせて機能的にする事に意味がありますし、装着なども簡単な方が現場でも困らないですね。

余りやってる方は、普通の撮影会でも居ないかと思うので…見た目のインパクトがあり工夫しているという点では、被写体に覚えてもらえるきっかけにもなるのかなと。

 

 

・ストロボ用の有線コード

今どき有線イヤホン…とかスマホなどでもありますが、無線でない事にメリットはあります。

バッテリーを使わない分、いきなり消える心配がないですし安定しています。

ストロボ用のフラッシュトリガーとそこまで価格は変わりませんが、対応スピードライトも多いですし電池の入れ替えやスイッチのオンオフがいらないのも利点です。

欠点は、オフカメラの際距離が制限されて、コードが邪魔になるのでストロボバウンスを良くする、あるいはモノブロックなど多灯、三脚とアンブレラや大型ソフトボックスを使う事が多い場合は無線のフラッシュトリガーが有効ですね。

 

 

スピードライトが純正ならやはりアクセサリーも合わせた方が良いですが、コードの長さや価格など決め手は単純にしました。

耐久性は疑問ですが、無線と違ってバッテリー消耗が激しいわけでもないのでクリップオンの為に買うならアナログではありますが、有線コードは適正ですね。

次にスピードライトを予備で、あるいはグレードアップする際の購入は受信機付になるとは思うので、フラッシュトリガーも使えたらより良いかなとは思います。

 

・SmallRig コールドシューマウント延長

コールドシューは手持ちでミニ三脚があったのですが、ライトをよりレンズの真上で中央に持ってこれたらいいなと思っていたので調整できてかつ2つネジで固定の安定性が高いモノを選びました。

単にコールドシューをプレートに付けるならシンプルなものでも良いのですが、価格がそんなに変わるわけでもなくより理想形に近づけた方が良いとの判断です。

 

 

ねじが2つありブレが防げて、スモールリグですので信頼があります。

これでスピードライトをいい位置に調整可能で重心バランスも良くなるので、メリットは多いですね。

下の写真でプレートに手持ちのコールドシューでは、レンズの真上とはいかないのでもう少し横に中心よりへずらす事が可能になります。

少しでも高さを出したいならパーツをプラスすればいいのですが、数センチ上がってもそこまで意味はないですし重心的にもどうかと思うので見た目もごちゃつきを抑えた方が、手持ち撮影では機能的にもなるのかなとは思います。

 

 

 

DIYなので、色々方法はある

私は手持ちアイテムから発想を得たので、そこまで大掛かりでもなく割とシンプルで見た目も機能性も自分好みにしていますが…

探せば面白そうな付属機器はあります。

これも恐らく応用すれば、縦構図のグリップ使用時に真上にコールドシューを持って来ることは可能かなと思います。

ただ印象としては、重さのバランスが悪くなりそうですし見た目が大きくなると邪魔な感じもあるのでよりすっきりと使いやすく細かく調整出来た方がという点では、パーツを組み合わせた方が合理的かとは思いました。

 

 

動画や記事でもこれまで、縦構図でどうやってスピードライトを使うか、みたいな内容は幾つか観ました。

私自身撮影する際に縦構図ばかりでなく、横も撮らないわけではないです。

可変式で切り替えが出来そうなアイテムも幾つかあるのですが、どうしてもサイズ感が大きくなりますし取り敢えず縦に特化した体勢でやってみてからですね。

 

 

 

例えばもっと直球に、カメラ本体のホットシュー接点部に直接アダプターを付ける方法はあります。

どの道通電はしないので、有線コードは必要となりますがごちゃつきの意味ではシンプルです。

しかし接点部に負担を余りかけると故障の原因ですし、通常の使い方ならともかくアダプターで変な負荷がかかると折れやすいですしストロボを普通に横仕様で付けるのと余り変わらない感もあります。

そういう意味合いでは、ブラケットにコールドシューのアダプタを追加して位置をレンズの真上に持って来る微調整は重心としても縦仕様にする上でかなり意味があると言えますね。

 

 

載せるものは特にスピードライトに限らないので、軽めの外部マイクから重めのスマホやコンデジ、ないし外部モニターなど付ける際は注意ですね。

それにスタジオならまだしも、三脚や屋外で動きながら使う事を考えると大きさはコンパクトな方が良いですし可変式は動きがある分不安定さもあるので難しい所です。

私はあくまで手持ちが殆どなので、よりシンプルにしたいと言う点はあります。

重さは手持ちカメラが割とレンズと比較して軽い方なので問題ないですが、本体が重い機種だと付けるプレートが負担になる点も考慮した方がより使いやすさに繋がりますね。

 

 

なんならホームセンターで部品を組み合わせた方が安価になると思いますし、より拘ったものが出来るとは思います。

小さな工夫というのは、機材選びと違って劇的な変化は生む事はないですが気持ちが違いますしオリジナリティは出ます。

実際撮影会でも、小さなアンブレラを使ったりカメラに関係ない部品を使用してより面白い写真をと考えるのは楽しいものです。

お金を掛ければ割と簡単に解決というケースは多いですが、おもしろくユニークさが話のネタになったりとあくまで人と向き合うイベントが、撮影会だという気持ちではおります。

 

 

まとめ

まだ実際に、この体制で撮影をしていないのでなんとも言えませんが、現場でのセッティングがそこまで面倒にならず想定では良い感じになるのではと思います。

ただライティングは、レンズなどと違ってそこまで劇的な違いを出すのは難しいです。

しかし使えるのと知らないのとでは割と大きな差がありますし、いくらアイドルの撮影会ではそこまで写真に本気度が高い方が多くないとは言え、これから増えていくとは思っています。

 

 

一緒に作品を共に創るという気持ちがあるなら、アイドルは仕事ですし準備に手間を掛けているので、撮る側だってお客さんかもしれないですが根拠のある気合は伝えたいものですね。

結果はなかなか明確に出にくいものですが、それも地味な積み重ねで他の事項に影響が出たりもありますし、機能的に快適な環境を出来るだけ整える工夫としてはお金をそこまで掛けないでも…小さな発想の積み重ねは大切に思っています。

 

昔はYouTube動画でVlogやライブ配信、一眼レフなど色々カメラ機器はその都度色々試したものですが、そういった過去の体験が今に繋がったりもありますし、被写体を撮るのは風景や日常を撮るのと違い非日常感があるからからこそ楽しいのもあります。

その点考える点も多く、単に自分のカメラで撮ったものとしてだけでなく相手とのコミュニケーションであり撮影会などの時間をより楽しむためのものかなと。

誰もが気軽に参加する程敷居が低い訳でもなく、あくまで趣味なのですが時間とお金を掛けるならただ行くだけでなくより生活に活気をもたらすようなものに出来たらとは思います。