11/19 景気悪化は深刻 米国経済  | 改革なくして未来なし

改革なくして未来なし

財政問題を含め大改革が待ったなしの状況なのに、政党は何も決められない。やるべきことは明確なのだから、あとは腹を決めて実行するのみ。政治家と国民の覚悟が問われる。

 最近の経済関係のニュースは暗いものばかりで憂鬱ですが、実際のところ、景況感は急速に悪化しているようです。


 7-9月期のGDPは二期連続のマイナスとなりました。欧州も二期連続のマイナスです。また、米国では失業率が6.5%まで上昇しています。米国の10月の住宅着工・許可件数は、過去最低を記録しました。


 企業業績も急速に悪化しており、日本の上場企業の今年度の業績は、前年度比で20%以上の減益となることが確実になっています。とくに輸出産業は大きな打撃を受けつつあります。しかし、本当に大変なのは来年度でしょう。


 ポイントは米国の住宅着工がいつ回復するかです。これが上昇に転じれば、世界景気の底打ちの兆しとみていいでしょう。しかし、これは早くても来年の半ばではないでしょうか。


 雇用環境も悪化しつつあります。すでに自動車関連の期間従業員が大幅に削減されています。派遣やパートなどの非正規雇用が大幅に減少するでしょう。また、来年度の春闘は、大変厳しいものになります。これは個人消費の減退を招きます。


 私の見立てでは、2010年前半までは景気の持ち直しは難しいと考えています。