9/17 米国 リーマン破たん AIG救済 金融不安は小康へ | 改革なくして未来なし

改革なくして未来なし

財政問題を含め大改革が待ったなしの状況なのに、政党は何も決められない。やるべきことは明確なのだから、あとは腹を決めて実行するのみ。政治家と国民の覚悟が問われる。

 米国政府が重い腰を上げました。FRBによる大手生命保険会社AIGへの9兆円に上る巨額融資と、政府による株式の買い取り(約80%)を決定し、AIGの破たんという最悪の事態は回避されました。米国政府ならびにFRBの決断はよかったと思います。


 もちろんこれですべてが解決したわけではありませんが、一つのヤマを越えたのは間違いありません。金融市場は小康状態を取り戻すでしょう。


 また、原油価格の下落により、利下げ余地が出てきていることは、一つの好材料です。


 しかし、今回の米国政府の対応は、ややちぐはぐだったと言わざるを得ません。リーマンにも公的資金を投入し、市場の混らを回避することも可能ではなかったでしょうか。もちろん、証券会社と保険会社では破たんした場合の金融システムに与える影響に大きな違いあるのは事実ですが、主要な世界的証券会社を破たん処理させることは、市場参加者が想定していなかったことです。モラルハザードの問題とは別に、政策当局が市場とのコミュニケーションをどう図っていくべきかという大きな問題をつきつけられているのではないでしょうか?