2日目はレンタカーを朝、借りて奥入瀬渓谷の方面へ向かった。
『大湯環状列石』

奥入瀬に行く前に、大湯環状列石に寄った。東北は縄文時代の遺跡がたくさんある。
縄文時代は南の方から東北に来た人たちも多かったのではないだろうか?
なぜなら、紀元前5300年に南九州は鬼界カルデラによるアカホヤ噴火が起き、南九州の成熟した縄文文化を一時的に壊滅させたからだ。



石による日時計があったりして、私たちが昔考えていたような縄文人のイメージとは違い、知的でとても平和的な人々だったんだろうなぁ。
『奥入瀬渓谷』
十和田湖まで車で行き、そこの無料駐車場に車を停め、バスで下って途中から渓谷を歩こうと算段を練った。

なので、先にお昼をとった方がいいだろうということで、十和田湖のお店で蕎麦をいただいた。


汁もそばも本当においしくて大満足のふたりだった。ただ、その後地獄をみるとは、思いもしなかった…。
バスに乗り込む前にトイレもすまし、万全の態勢で臨んだ。
バスで十和田湖から銚子大滝まで行った。銚子大滝からは、いよいよ奥入瀬渓谷を徒歩で登っていく。登るといっても、なだらかな道ではあった。



はじめのうちは、調子よく歩いていた。気温もちょうどよく快適だ。だが、少しずつお腹に違和感が出てきた。先程、食べた満腹の腹にウエストポーチの締め付けと重さが加わり、歩いた刺激により、もよおしてしまったのだ。夫が、
「いやぁ~、いいねぇ~、渓谷の自然はー。」
と、のんびりしているところで、私は…
「トイレに行きたくなった…ヤバい…ヤバい…」
「えっ!!」
そして、私は夫を振り返らずに、一心に前へ進んだ。トイレはこの区間の渓谷にはない。十和田湖に戻って、するしかないのだ。私だって、この渓谷の自然を堪能しながら、のんびりゆっくりと進みたい。だが、漏らすわけにはいかない。




きっと私は鬼の形相で歩いていたに違いない。ありったけの力を振り絞り、十和田湖へと進んだ。目の前に十和田湖が現れた時は他の方とは違う、達成感と安堵感につつまれた。
「間に合った~。」
渓谷どころではなかった。自分の腹との闘いだった。私は今後、トイレの無い所の自然を歩くのは無理かもしれないと悟った。夫には悪いことをしたなぁ。
十和田湖の湖畔を散歩していたら、トンボの整列を見つけた。


机の色と同化していて、わかりにくいが何匹も一定方向を向いて止まっているのだ。飛行場のようである。人間が近づいても逃げることはなかった。


やはり、私はトイレにいつでも入れる環境下でないと、観光がのんびりとできないらしい。十和田湖はのんびりできました。
『三内丸山遺跡』

十和田湖を出た後は青森方面へ向かい、三内丸山遺跡に行った。ここも縄文時代の遺跡でかなり大きい。そして復元した建物がたくさんある。













一部、建物内に入れるのでとっても楽しい。資料館も凄くて本当によかった。そして、なんと、この日は入場が無料だった。本来は一人500円かかるところが、無料だったのでありがたい。







いやぁ~、出土品の数が半端なかったんだろうなぁ。紀元前3900年ごろから、紀元前2200年くらいまでのものらしいです。それにしても、これだけの膨大な数のかけらを合わせていくのは至難の業ですよね。土偶が、両性具有な感じなのと、口を大きく開けているのが、個人的には気になりました。縄文土器を制作するほどの技術を持っていながら、人間をリアルに表現しなかったのには、何か意味があるんでしょうね。リアルに作ると魂が宿ってしまうとか、自分の魂を持っていかれるとか、悪いことが起こるから、わざとそうしたのかな?縄文時代は不思議なことがいっぱいです。
『ねぶたの家、ワ・ラッセ』

青森のホテルに着き荷物を置いて、徒歩で青森の街に繰り出した。ねぶたの家があともう少しで終わるという夕方の時間に入ったので、とても空いていた。ここではねぶた祭りに出る大型のねぶたが展示されていた。初めて見るねぶたに感動した二人だった。こんなに間近で見れることは、なかなか無いから来てよかった。今年のねぶたは8月の2日から7日。もうすぐではないか。これを、外したからホテルが取れたのだろう。でも、いつかはねぶた祭りに来てみたいねぇ~とふたりで話していた。














いいものを見せていただきました。これは人々の芸術の結晶だ。短い時間だったが、その素晴らしさに見入ってしまった。
日も暮れてきて、夕食の時間となったので青森のお店に入った。

そこでは、美味しい魚料理と青森の伝統芸能のパフォーマンスをしてくれるお店だった。有名店のようで、入るまでに少し待った。待ってる間も津軽三味線の生音が聴こえてくる。楽しみ~!



津軽三味線の方の他に、大黒天の神様も出てきて打ち出の小づちで軽く叩いてもらった。こんなパフォーマンスは、観光客にとって本当にありがたいし、とっても楽しい。女性のお客が誘われて、みんなで「ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセラッセラー!」と歌いながら跳ね回った。私も参加して楽しみました。こういうサービスがとっても嬉しい!青森に行ったら、ぜひ行ってみてほしい。(青森港 海の食堂 大福丸)
青森の「青森ねぶた祭」の掛け声「ラッセラー」は、「ろうそくやお酒を出しなさい」という意味の津軽弁「出せ、出せ」が変化した言葉だそうです。
楽しい経験もでき、美味しい魚介類も食べ、大満足のふたりはホテルへ戻り、眠りについた。明日はいよいよ、恐山に入山だ~!