普通の基準は誰が設けたのか。


いっそのことすべてにボーダーラインが引いてあればいいのに。

この線より上は全て合格で、下は全て不合格、とかね。

テレビにも、パソコンにも、カーテンにも、指輪にも、猫にも、犬にも、人間にもすべて、線が引いてあれば。

そうすれば普通がすれ違う事なんて無いだろうに。

そしてすれ違う時点でそれは普通ではないだろう。

いくつかの普通があったとき、自分はどこにあわせればいいのかわからない。

こんなにややこしくしたやつ誰だよ、でてこいよ。



家からわりと近いところの木にカラスが巣を作った。

下手な刺激をすると眼をつつかれるらしい。

なにかを知る度に自然となにかを吐き出す。

それが大切な物だったと気づいたときには、どこで吐き出したのかそれが何だったのか見当も付かない。

そしていずれ吐き出したことさえも忘れてしまう。

自分が何故線路の上を歩いているのか。

自分が何故今来た道を戻っているのか。

自分が何故ここにいるのか。

はっきりと思い出せる日は来るのだろうか。


今日帰り道に黒猫を見た。

自分が近づこうとすると、近くの家の塀に飛び乗り向こう側へと行ってしまった。

塀から降りたときの軽やかなあの感じ、自分の飼っている猫とは大違いだった。

猫は可愛い。


文章をすべて書き終わった後に間違えて上の「おしらせ」のリンクをクリックしてしまい文がすべて消えた。

けして短くはない文だった。

寝よう。