今日は大人の生徒さんのレッスンが多い日でした。
午前中からレッスンが始まり、今休憩を取ったら21:30までレッスンです。
先ほどは 大人の生徒 Gさんのレッスンでした。
Gさんは 会社経営をしながら 趣味としてピアノを習っています。
只今ベートーヴェンピアノソナタ第7番 1楽章から全楽章勉強中です。
本日は第4楽章を初めて聴きました。
レッスン中にGさんからは 難しいと思っていた第4楽章がレッスンを受けることによって、分かりやすく理解出来ました と嬉しいお言葉をいただきました。
それはGさん自身が、 楽曲について色々と試行錯誤して勉強された結果、私のレッスンを受け、さらに理解度が深まっていったのだと思います。
ベートーヴェンピアノソナタ第7番も難しい曲です。
上級者向けの難しい曲を自身なりに仕上げたいと思えば、 それなりに生徒自身で楽譜を読み曲について勉強し、練習してくる。 そしてその曲を初めて私が聴く。
私は生徒が弾いてきたある曲を初めて聴く段階で、弾き手が何に重点を置き、どんな練習や勉強をしてきたのか私には分かります。 それは私が天才ではなく、 時には無理矢理努力をして 過去に練習を積み上げてきた お陰かもしれません。 そのため、個々によって努力が見えた時にはその努力は認めています。
しかし、あえて難しい曲を選んだのに楽譜を読もうとせずメカニックだけで精一杯頑張ろうとしか意図を感じなかった時には、その生徒さんは 何故この曲を難しいのに選んだのだろうか?弾いていて楽しいのかな?などと 心配になることがあります。
他人に惑わされることなく マイペースに 自分に あった勉強を続けていく。音楽を表現まで考えながら理解できる曲を 積み重ねていくということが出来る方は、自分を持っていて素敵だなと思います。 そういった積み重ねが出来ることは ピアノの上達にも大きな財産となることでしょう。
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