お盆の季節は日本中が夏祭りで一杯、ひょっとすると観客の争奪戦が水面下であるかもしれない。ふるさと納税みたいなパイの奪い合い、今年は地震の影響で所謂「自粛要請」に近い報道もあり打撃を受けた所も多いらしい。「近日中に大地震が従来の確率の2~3倍に高まってます,その時の準備を云々」という事で大騒ぎ、正確に言って欲しい「今後1週間に大地震が起きる確率は0.00001%だったのが0.00003%になります」と印象が全く違う、解説していた地震学者先生も「嘘」は言っていないが「かもしれない」が強調されていた。あのコロナ騒動と同じ構図が又繰り返された。
北陸地方に影響はないと思っていたが、10日の新幹線の遅れや駅の混雑状況が去年と全く違うのはこの影響だったかもしれない。相対的に外国人観光客の存在が大きかった、何処でも見かけるし何語を話しているのかさっぱり分からない。
観光名所の多い金沢でも一段と「ゆめ街道」を盛り上げ、所謂「活性化」を図りたいだろう。サラリーマンの常で新しい事には躊躇するが前年の踏襲ならば簡単なもの。去年の集客力に自信をつけて今年も橘を呼んだ、費用も演奏会の売り上げが確実に見込める。「濡れ手で粟」か「棚からぼたもち」状態、これを止める手はないだろう。
一方京都橘としても夏の空白時期、近くに遠征する所が出来るのは有難い。一泊二日でパレードとコンサートが出来るので「馬の鼻先に人参」をぶら下げて集中力を高めることが出来る。「本番は最高の練習」なのだから。
残念なのはホールが小さい(500人収容)しステージが狭い、さらにパレードコースが狭いし道路が悪いこと。別府には遠く及ばないけれどこの形は続くのだろう。
パレードを現地で見る楽しみは無くなったが、それより次々と上がってくる動画を見る方が楽しい。
スタート直前に外国人のオバサンがローアングル撮影していたがOKなの?
スーザ5本が男子になった、体格的に合理的な判断だけれどスーザ女子が居なくなると何だか淋しい・・・あの怪我した部員はどうなっただろうか
いつもは単に横を歩いているだけに見えた顧問やコーチの存在が大きく見えた。アクシデントが起きた時に的確な対処が出来ること、いやあ島コーチは良く走ったものだ。
現地であれだけ目立ったカモシカ足の1年生達、動画の中ではあまり目立たない。カメラ目線の違いだろうか?
演奏会でプログラムを受け取った時に見た「Dancing Queen」と「Over the Rainbow」、
一瞬で分かった
”これだ!!”
今の橘にぴったりの選曲、見事なものだ、演奏を聴いて確信に変わった。正直、今年のパレード曲があまりにもインパクトが無く「大丈夫かいな?」と疑いの目でみていたが、どうしてどうして「さすが」としか言いようのない選曲。まだ新曲が出てくる気がしてきた。
少しだけとはいえ疑ってスミマセンデシタ m(__)m
54分の所で何やら見た事のある顔や制服・・橘じゃあないか。制服姿ということは本番全て終了して自由時間で街に繰り出してきたということか。
もう少し現地に留まっていたら目撃できたのに・・・残念
戻ってきた「キリコ」の若い衆と一緒に盛り上がっている!!!
一緒に歌って「ソーレ」の掛け声、一瞬だったけれど良い時間を共有した。
能登の若い衆も気持ちよく良い思い出を持って帰ったことだろう
さあ、明日から又頑張ろう
観客が喜んでくれるのはパフォーマーにとって最高の喜び
(あの高校生たちが「オレンジの悪魔」だとは知る由も無いだろうが)
自然に、当たり前のように「能登を応援している」
あの日集まった多くの人の中で「能登を応援」したのは彼らが一番。
エールを送るというのはこういう事かも知れない。
確かに「元気」と「笑顔」と「夢」を届けた。
それも楽器を持たずに・・
なんて素晴らしい生徒達だろう