4月29日ブラスエキスポ、5月2日ブルーメの丘と123期のパレードが続けて行われた。
ブラスエキスポは昨年「サン・サン・フェスティバル」として行われた太陽が丘で2コースに分れて行われた。
1コースには箕面自由学園や京都両洋を始めとする有力校が勢揃いしているが、観客の数は意外に少ない。
箕面自由も京都両洋も橘と同じように2分割方式になっていた。
京都両洋は最後尾だったので大半の人が橘の2コースに移ったらしく、可哀想なくらい観客がいない。パレードの質はこちらの方が遙かに上なのに・・・・
撮影側は撮り放題なので良質の動画が出来上がっている。
一方2コースは龍谷大平安と滝川第二くらいで最後に京都橘だった。しかし集まった観客は異例とも言える多さ、久しぶりの橘パレードを見たいという気持ちがマイクを通してあちこちから聞こえている。
(恩師から激励を受けたS顧問)
この日の最高のシーンは陸上競技場を周回し、難しかったパレードの終曲サンバを大喜びで手を叩く箕面自由学園の部員達の目の前で「ヘイ!!」で終わり、始った「Down by The Riverside」だった。
やっぱりこれだよねー
沿道の観客に阻まれて撮影は困難を極め、数多くの動画がアップされたが全容が中々掴めない。それでも今年は振り付け、ステップが半端なく多く相当過酷なことは想像出来た。
面白い分析をする方がいて121期のDMと今期のDMのステップを比較して今期DMを賞賛している。(121期はここまで上がらなかった)
しかしそのDMも終盤になれば足先が上がらなくなっている。それくらい体力を使う構成なのは間違いない。
陸上競技場でサンバになって急にスピードを上げた、顧問は小走りになっている。その為前後の間隔がばらけた所も出来て、見方に依ればカモシカのように飛び跳ねているように見える箇所もある。それでも音に乱れがないのはある意味凄いことだ。
その前に顧問がスタッフの指示を受けたように見えるが何だったのだろう?
5月2日のブルーメの丘は久しぶりだけどやっぱり良いです、「これぞ橘」って感じは久々。雨の合間の晴天にも恵まれました、雨男が居なくなったからでしょうか?
パレードは「楽しいパレード」からはほど遠い「難しいパレード」というのが第一印象でした。全11曲の構成ですが曲の繋ぎが滑らかでは無く全体の物語性が感じられません。尤もこれは私の脳が硬くなっているだけで昨年の記述と同じです。
第一印象は「驚くところが無い」という「驚き」です。ここ数年はエッと思うチャレンジが入っていましたが、今年は「これって前にもやっていたよね」が多く色んな橘の詰め合わせセットみたいな気がします。選曲もこれまでは速い曲遅い曲、激しい曲優しい曲を上手く組み合わせて全体として統一感があった気がするのですが、なんだかバラバラの寄せ集めのような気がします(多分聞き慣れると無くなると思いますけど)
振り付け、ステップはもう次から次へ技の連続で休まるところが殆ど有りません。衰えた脳細胞では消化しきれなく本当に「難しいパレード」になりました。初めて見るステップが幾つもあり飛んだり跳ねたり回ったり、休む暇がありません。
「そこまでやる必要あるの?」という気さえしてきます。
・Metallica
ヘビメタ?あまり橘では聴いたことの無い様な曲ですが、3段連続片足跳びの追い越しパターンの超高難度技の炸裂
こんなので演奏できる?
・I Love Roc'n roll
最近流行(?)の手踊りと後ろ向きになっての演奏で一気に雰囲気を変えた。
この手踊り、幾つもの曲の中に表れてくる。「動」の動きが目立つ中に「静」の要素を配置することで全体のバランスを考えて「踊るコンサートマーチング」を支えている。「歩きながら演奏する」を「ダンスを入れたマーチング」に変えた橘がさらにステージをアップさせようとしている気がします。
・いつか王子様が
サンバの前に恒例になった「踊るコンサートバンド」シリーズ。演奏時間も比較的長くパレードの最高場面であり終わった後の余韻を楽しみたい所(拍手が起きる)ですが、今年はあっさりと次に移ってしまったのが残念。
・サンバ「ブラジル」
2013年(顧問が2年)のパレード曲だけど動画が見つからないだけでかなり古くから使っていたと思われます。サンバステップが難しく去年の今頃はまだパレードで使用されていませんでした。(今年より遙かに簡単なのに・・)
今年は全体に高速化していて121期を想起しますが、新顧問が速度を上げるよう促している様子が見られます。どうしても早くしたいみたいで後続の人達は走っています。
(勿論後続の一部は・・・)
遠い過去に演奏した記憶があり個人的には懐かしい曲です。
今年のパレードは動きが多すぎて今の所「パレードの美しさ」は感じられません。しかしこの時期に此処までの仕上がりで、音楽面では破綻が見られないどころか「例年以上」のように感じられるというのは凄いことかも知れません。
もう一つ、今年はずっと続いてきた「橘の唄」が無くなり掛け声みたいのが増えました。一時的なものなのかそれとも意味があるのか・・・・
色んな動画を見ているとあちこちに初めて見るようなのが出てきます。今年の構成係さん、相当緻密な作りを行って色んな所に仕掛けを置いてるみたいです(ひょっとしたら単に間違えている部員さんがいただけの所もあるかも知れませんが)
以上を見た結果「難しいパレード」と感じたのは、従来から大きく変化させようとしている123期のチャレンジを消化出来なかっただけでした。他校のパレードは1回見たら飽きるのと逆に何回見ても「ここはどうなってる?」が延々と続いています。
122期は究極の「マーチングステージ」を見せてくれました。123期は本格的に「踊るコンサートマーチングパレード」を目指し始めたのでは無いか?
この後「美しいパレード」が見られるようになったら、それは「途方も無いことが起きた」と云うことだと思います。(とても出来るとは思えないのですが)
今年のブルーメの動画も沢山上がっていますが、観客や撮影機に邪魔されて残したいのが今のところ一つもありません。撮影者の方達のご苦労が偲ばれます、どうしてこんな事になっちゃったんでしょう?などと書いていたら前田慶次郎さんのがアップされて印象が一変しました。流石!!!


