日本の団体がローズパレードに出場する時は特別な練習をするみたいだ。
2011年に北日本選抜として出場した時の様子がある。
全体の指導は横山コーチ、振り付けの指導は京都橘のOG
最初はここから、ビデオを見て夫々が練習する。橘の部員には当たり前の事だろうけどマーチングの素人が見ると”なるほどね”と頷ける。
選抜チームということは幾つかの学校が集まってなのでこういう動画を配布して事前に練習しておきその後に合同練習という事になるのだろう。
振り付けは橘のOGが作る。多分比較的簡単に、だけど「見た目は派手に」を意識してるんじゃあないか
この 時のメインとなる橘流ムーンウォークの説明、106期のDMの指導
流石にツボを押さえた教え方、全国大会金賞は伊達じゃない。今の橘もこうして色んなステップを受け継いでいるのだろう。
生徒役の二人も橘OGだろう
一応完成形、流石にキレッキレ
来年のローズ向けにもOG,OB用に出来上がった物をこんな感じで渡しているのだろうか。
先生たちのレベルにはまだまだだけど一応形にはなった。
何やって る? 最後まで見たら橘のいつものやつだった。
こんな単純な動きでも合わせるのは大変、橘のは半端ではないと改めて思った。
110度ターンの練習。橘は3度目のマリオターンをするのだろうか?それとも・・・
概要を読むと、この年は東北、北海道を中心にしているが関西からも50名以上参加するグリーンバンドとしては最大人数だった。しかも国内では全体練習が出来なかったと言う。
しかしムーンウォークは奇麗に決まり喝さいを浴びていた。110度のターンは流石に時間が足りなかったみたいだけれど
初めてでも寄せ集めでもこれ位出来てしまう、京都橘ならもっと凄い事が出来て当たり前、来年のローズへの期待が高まってくる。
以下の記事は歴代のローズパレード出場高校を纏めているが、京都橘の存在の大きさが良く分かる。目玉となる1~2曲の振り付けを選曲も橘がやったのではないだろうか?どの曲も橘色が強い。
ちなみに110度ターンの後がメイン会場みたいだ。
2013年のオール出雲を見ると何やら聞いたことのある曲が・・・出雲商業の定番曲、振り付けも。どの団体もローズが終われば元に戻ったが一つの高校だけは違った。出雲商業である、この時「橘式マーチング」の魅力に取りつかれた出雲商業の部員達が横山コーチを介して京都橘に正式に「教え」を請うたのではないだろうか。
以下は2012年ローズを終えた1,2年生(ひょっとしたら2,3年になっていたかも)を訪れた時のものか
この年の「笑ってこらえて」でみちのく五郎さんが食レポをしていて、その関係で京都橘のマーチングを提案したことで「マーチングの旅」が始まる。その時の全国的な人気爆発により廃校となることがが決まっていた京都橘高校が存続されることとなる。
京都橘の名前は出てこないが、京都橘高校吹奏楽部にとっては「天からの贈り物」ともいうべき番組
みちのく五郎さんこと熊谷譲さんが立ち上げたグリーンバンド協会、何をやるのか良く分からないが京都橘とは平松先生の時から縁があり、今も梅本元理事長がGBAの会長をやっているはずだ。ローズパレードの動画を見るとき必ず少し頭の剥げたオジサンがウロウロしている。あの人が熊谷さんだった。
クラウドファンディングでの資金獲得に奔走してくれた、GBA無くしてはローズへの道は無いのかもしれない。