今年度の吹奏楽コンクールの課題曲が発表されたと思ったら早速大阪桐蔭が全4曲の演奏動画を流した。実際の選曲は演奏をした部員達の希望を優先させるのだろう。でもこんなことは何処でもできるものではない。誰が決めるのだろう?

「響けユーフォニアム」でも定期演奏会の曲を部員達が担当者を決めて進めていた。この本は橘を取材して書かれたものなのでそうなのかもしれない。

 

京都橘を知って他の高校のも少し聞くとどうやら同じ曲をやっていることが分かってきた。全く知らなかったのだが定番は宝島で最近は橘もよく使っている。セプテンバーとかスペインなどもよく聞かれる、他の団体の演奏を聞いて「あれやってみたい」と思う人も多いだろうし、先輩がやっていたのをもう一度ってのもあるだろう。

橘では「it's don't mean a thing」数年ごとに取り上げられている。ローズパレード用に復活するのではないか?と密かに期待している。

 

12月26日今年の出雲商業の定期演奏会、オービルズがゲスト出演していたが何処かで聞いた曲も。マーチングステージはなんとなく京都橘を思わせるステップ。島根商業と併せて3姉妹と言われているのだから不思議はない。しかし途中お菓子配りが出てきたところから「これって昔橘がやっていたやつだよな」。音が少し荒くこれでは全国は無理だわ、でも元気いっぱいのステージ、最後は定番になった「it's don't mean a thing」殆どが橘仕様、まあそれはどうでも良いのだが、司会や挨拶の言葉が私の想像していたた昔の橘だった。自分たちの為に(お客さんの為ではなく)1年間の集大成として例えば学芸会みたいに作っている。そしてそれを大歓迎する聴衆がいる。オールド橘を見ているような錯覚(実際に見たことは無いのだけれど)

 

 

 

出雲商業のマーチングコーチは横山先生、なんか関係ありそう。

 

翌27日は島根商業の定期演奏会、ここにもオービルズがゲスト出演。横山先生はここのコーチもしている。島根商業の方は音も充実していてさすが全国大会出場組。しかしオービルズの演奏が始まると

uptown fumk

runaway baby

オービルズの曲を挟んで松商を入れて

we are cnfidence man

uptown funk

トリステーザ(しかもラララ入り)

松商のドリルステージとお別れ演奏の後

君の瞳に恋してる

we are

 

 

 

マーチングステージの演出には横山コーチの影響が感じられる、それは良い。しかしこれほど選曲が今年の橘と重なっているのは偶然なのか?

夫々の曲の出来は橘に及ばない(橘ファンなのでこうなる)、橘が今年どんなプログラムをやっているのかは当然島根商業の部員達も知っているはず。(目標にしているだろうから)それなのにあえて同じ曲を選ぶだろうか?

 

横山コーチの教え子になる島コーチは橘で全く異なったスタイルを作り上げ全国3連覇を果たした。

解雇された妬み、恨み、意趣返し、そんなことは無いと思うけれど何か気になる。

 

大阪国際女子マラソンでそれまでの日本記録を破られたことについて野口みづきは”悔しい”と本音を漏らした。

普通は”マラソン界が新しいステージに入ったということで嬉しいです”と本音を隠すものだが・・・

記録が書き換えられた時点で古い人間になってしまう。

最近の新しい橘の快進撃を古い人間にされてしまった人たちはどう思っているのだろうか。

そう言えば最近京都橘高校吹奏楽部を紹介する際に度々

”平松久司先生により創部されそれ以来・・・・・現在に至る”

と前顧問の存在が完全に消えてしまった。彼にとってこの紹介は聞きたくないだろうな。

横山コーチの心情も同じかもしれない。

 

選曲って誰がやっているのだろう?

 

最近の自民党のパー券騒ぎで人間の裏面を嫌と言うほど見せつけられて疑い深くなってしまった。

高校生とは全く無縁の世界なのに・・・